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もう一度人生がはじまる恋

2008 - 07/15 [Tue] - 08:01

もう一度、人生がはじまる恋 (PHP新書 524)もう一度、人生がはじまる恋 (PHP新書 524)
(2008/05/16)
齊藤 貴子

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 いや、もう一度恋というものをするというわけじゃぁない。

 イギリス文学なる「ロミオとジュリエット」「チャタレイ夫人の恋人」なんてのは聞いたことあるし、見たことあるし、それに、なんていうかこの本の題名に惹かれてしまったんだね。


 読んでみると,、本書の著者が代表的なイギリス文学を適に解説しながら男と女のいろいろな生き様を紹介してくれる。

 その文学の著者の人生も交えながら、中世の女性の生き方も書いてある。さらに、ロミオとジュリエットでは朝ロミオがジュリエットと別れるシーンを描いた絵が載っていて、その絵を作者がどんな意味で描いたのか----、みたいな話も載っている。そういう絵が随所にちりばめられていて、楽しく?読める。

 6つの有名な?小説が紹介されている、どれも、それぞれの人生、運命、恋、がおもしろいし、どろどろした人間関係をさりげなく、時には激しく紹介してくれるこの著者のセンスが素晴らしいです。

 イギリス文学と人間の生き様に、ついつい引き込まれて呼んでしまいました。
 W・シェイクスピア「ロミオとジュリエット」

 男女を問わず、人間にとって本当の悲劇とは,満たされた感覚を一度も知らないまま生きて新で行くことだろう。しかしジュリエットは、恋することの幸福を知って、絶望の中でもどこかで小さく納得しながら,死んでいけたはずである。

ロミオとジュリエットはけっこう悲惨な結末だったのね・・・。

 J・オースティン「プライドと偏見」

 恋人は自分を移す鏡とはよくいったもので,ある日ふと出会い,自分を見つけて愛してくれる人は、どこかで自分とシンクロしている。ちっぽけでもグチグチいってこだわってなんかいられない。恋で幸福になるために大切なのは,計算ではどうにもならない、長所も短所も含めた人間としての偶然の一致・・・・。どうやらそいうことらしい。

したたかな計算と、どうにもならない偶然・・・・そういうことって周りにたくさんあるよね。

 C・ブロンテ「ジェイン・エア」

 若い娘の純情は岩をも溶かすというけれど、数多のイギリス小説の中でも、これほど、手練手管のない、純粋かつ情熱的な愛の告白もめずらしい。しかも女性からの告白であるといいうことが、歴史的に凄い意味を持っている。

 <略>

 こういい放つ。
 
  生きているかぎり,私は決してあなたを見捨てはしない。

 何があってもともに生きる、ずっとあなたの傍にいる---。ジェインがいっているのはそういうことだ。そしてほんとうに人を愛したらいったいどうすればいいのか、ジェインは教えてくれている。まわりくどい言葉はいらない。「愛している」とさえいわなくてもいい。

 <略>
 深すぎた闇、激しすぎた嵐のあとの、これといって何もない、ぬくぬくとした穏やかさ。時代は環境に翻弄されたことのある人間。多少なりとも波のある半生を送ってきた人ならば、きっとわかってくれるだろう。定まらぬ世界に,これほとの幸福はない。ジェインはたしかに、苦悩の末に幸福を手にした人間としえ描かれているのである。
 「ありのまま」を貫く少しの勇気と、惜しみなく愛を与える強さと優しさ。それがあれば、人は闇も嵐もやり過ごし、厄介な事情も超えて、自分だけの幸せにいつかきっとたどり着く。少なくとも作者シャーロットはそう信じて、そっとペンを擱いた・・・・そんな気がしてたまらない。

 一途な思いは、かなわないです。いつか幸せなときがくるよね。

E・ブロンテ「嵐が丘」

 しかしエミリーの『嵐が丘』は明らかに、選考するゴシック小説軍とは一線を画す作品だ。いったい何がどう違うのか、最初のずばりいっておこう。それは、死んでなお終わらぬ恋もあることを、宗教や哲学に頼ることなく、あくまでも人間の目線から、あらん限りの想像力を持って描いているという事にほからならない。
   たとえ命が潰(つい)えたとしても、肉体が滅んだとしても、それで終わりにできない恋----。
 果たして人は、それほどまでに狂おしく、人を恋(こ)うる事ができるのか。できたとして、その先にはいったい何が待ち受け、どんな場所へたどり着くのか。誰もが返す言葉をなくすような、この請求でせつなすぎる問いかけに、ひとつの答えを出しているのが『嵐が丘』なのである。

寒くて凍りつく原野、どろどろとした人間社会、あまり経験したくない。

J・キーツ「つれなき美女」 

 だからある日恋が舞い降りたなら、あまり恐れたり、あれこれ考えすぎたりしてはいけないのだろう。まずはその幸運に感謝して、甘い喜びに思う存分ひたればいい。すべてはそこからはじまり、そうしなければ、きっと残るものとて何もないのだから・・・・・。

美女に翻弄される男。

D・H・ロレンス「チャタレイ夫人の恋人」 

だから私たちは、恋をして困難に直面すればするほど、肉体を、その熱い接触を、心から必要とするのである。それは恥ずかしいことでも何でもない。メラーズの言葉に託して、ロレンスははっきりと告げている。肉体の喜びのなかで、愛を確かめ、そして今「自分のなすべきこと」を確かめることは、貫くべき人間の「誇り」なのだと----。

先の見えない恋人同士の物語・・・・こんなときどうする、どうすればいい・・・・まずは、確かめ合うこと。

 このなかで、いくつか映画化されたものもあって見たことを思い出した。(ケーブルテレビの無料映画チャンネルだけど)中世物語の映画は好きだ、「ぁ~、あれは、イギリス文学の映画化だったのか・・・・・」なるほど、ひきつけられるはずだ。
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