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健体康心

2007 - 12/09 [Sun] - 14:42

 「哲学者カント」って聞いたことがあるよね。でも、内容は何も知らない。検索してみるとイマヌエル・カント - Wikipedia と、いう感じで、むずかしくて流し読みって感じ・・・・・・、月刊「致知」の2008-1月号(知致web)に、こんな事が書かれていた。

 ドイツの哲学者カントは、馬の蹄鉄屋の子に生まれた。生まれつきのくる病であった。背中にこぶがあり、乳と乳の間は僅か二インチ半、脈拍は絶えず百二十~百三十、喘息で、いつも苦しげに喘いでいた。

 ある時、町に巡回医師がやってきた。少しでも苦しみを和らげたらと、父はカントを連れて診せに行った。診てもらってどうにもならないことは、カント自身にも分かっていた。

 そんなカントの顔を見ながら、医師は言った。その言葉がカントを大哲学者にするきっかけとなったのである。

 「気の毒だな、あなたは。しかし、気の毒だと思うのは、身体を見ただけのことだよ。考えてごらん。体はなるほど気の毒だ。それは見れば分かる。だがあなたは、心はどうでもないだろう。心までもせむしで息が苦しいなら別だが、あなたの心はどうでもないだろう。

 苦しい辛いと言ったところで、この苦しい辛いが治るものじゃない。あなたが苦しい辛いと言えば、おっかさんだっておとっつぁんだってやはり苦しい、辛いわね。言っても言わなくても、何にもならない。言えば言うほど、みんなが余計苦しくなるだろう。苦しい辛いと言うその口で、心の丈夫なことを喜びと感謝に考えればいい。体はともかく、丈夫な心のおかげであなたは死なずに生きているじゃないか。死なずに生きているのは丈夫な心のお陰なんだから、それを喜びと感謝にかえていったらどうだね。そうしてごらん。私の言ったことが分かったろ。それが分からなければ、あなたの不幸だ。

 これだけがあなたを診察した私の、あなたに与える診断の言葉だ。分かったかい。薬は要りません。お帰り」

 カントは医師に言われた言葉を考えた。

 「心は思っていない、それを喜びと感謝に変えろ、とあの医師は言ったが、俺はいままで、喜んだことも感謝したことも一遍もない。それを言えと言うんだから、言ってみよう。そして、心と体とどっちが本当の自分なのかを考えてみよう。それが分かっただけでも、世の中のために少しはいいことになりはしないか」

 大哲学者の誕生秘話である。(宇野千代著「天風先生座談」より)。


 ここまで読んで、ぇ!?カントってこんな辛い体で生きていたんだ・・・・凄い話だと思った。そして、こういうことが淡々と言える医師とそれを素直に受け入れ「世の中のために」とまで思うカント・・・。

 カントの両親も素直なんだろうなと思う。そうでなければカントがこの医師の話を聞いてこのように思うはずがない。感動したけど、なぜこんな風に生きられるんだろうと不思議なことにも思える。

 そして、こんな事が次に書かれている。

 健康とは、健体(すこやかな体)と康心(やすらかな心)のことである。体を健やかに保つこと。それは天地から体を与えられた人間の務めである。そしてそれ以上に大事なのが、心を康らか(やすらか)に保つことだ。体が丈夫でも心が康らかでなかったら、健康とはいえない。いや、例えからだが病弱でも心が康らかなら、生命は穏やかである。これは人間個々から小さな組織、国家まで、あらゆる生命体にいえることだろう。カントの逸話は私たちにそのことを教えている。

 そうか、すこやかな体やすらかな心かぁ、それで健体康心・健康なのか・・・・。最近、職場の人が立て続けに体の調子を崩している。みんな交代勤務で夜勤がある。自分もかつて交代勤務をしていた。体はきつい、そして、心はけっしてやすらかな心にはほど遠いものであったと思う。体も心もボロボロだったと思う。

 こんな時に、このカントの話や健体康心を聞いたり読んでいたら、もっと早く禁煙して、鬱状態も軽かったかもしれない。みんな、これから先、大丈夫だろうか・・・・。

 そして、『安岡正篤(まさひろ)一日一言』のなかの「五医」という言葉を紹介してある。
 一つずつじっくり読むと、なるほどと思う。

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 一、欲を少なくして惑いを医(い)やす
 二、静坐して繰(そう)(がさつさ)を医やす
 三、事を省いて忙を医やす
 四、友をえらんで迂(う)(にぶさ)を医やす
 五、書を読んで俗を医やす

なるほどと思うけど、一つずつを事するのは難しい気がする・・・・・。
さてと、今日も健体康心に生きよう。
そして、在宅勤務への道を一歩ずつ進んでいくんだ。
コツコツとね。
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