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ほへと建設最後の交渉

2005 - 10/15 [Sat] - 18:22

◆ 最後の交渉

 2005年(H17年)10月15日の土曜日、軽い食事をして地元のほへと支店へと向かった。約束の時間は午後1時である。助手席には、妻も乗っている。今日は二人で行くのだ。

 もう賃貸マンションなんて終わりにしたかった。まず始めに、ほへと建設と終わりにしたかった。果たして、今日、もうこれっきりとなるのだろうか・・・・・今日で最後の交渉となるのだろうか。

 「はぁ~~」
 ため息をしているうちに、ほへと支店へと到着した。


◆ !ここで何をしてるの?

 ほへと営業マンさんといろは支店長さんと挨拶をして、いつもの2階へ通される。そして、いつもの机がある。そして、いつものメンバー・・・・・・。じゃぁ、ない。

 ふ、副社長!まさか、副社長がいるとは・・・・聞いてないよ。
 「先日は遅くまでありがとうございました」一通りの挨拶を交わす。

 さらに、もう一人大柄な人物が営業スーツを着て立っていた。よく顔を見たら・・・・・ぁ、あ?
 「ここで、何してるの?」と、思わず声が出てしまった。

 そこにいた人物は、山上(仮名)という高校時代の同級生であった。山上は、山上土建の息子で理系の大学へ進学した。たまにある同級会やちょっとした仕事先で行き会ったことがある。大学卒業後、ほへと建設に入社し、電気関係の事業部で今に至る。ほへと建設一筋であるが、このマンション事業部とは直接の関係はないはずだ。

 「いやぁ、noriがマンションを建てると聞いたので副社長と一緒に来たんだよ」と、山上。
 「・・・・・・いやいや、それはご苦労さん」 と、少々皮肉混じりに自分。
 「いやぁ、なんと、神様のお告げがありまして・・・・」と、副社長。
 副社長も心強いことだろう。

 話していると、自然に友達言葉になってしまう。今では、彼は電気系事業部の部長になっていて、それなりの風格が漂っている。副社長より年上だし、結構同等の立場?かもしれない。ため息ばかりついている自分が、ふと、情けなくなってしまう。

 そんな二人をじっと見つめている人物がいる。それは、いろは支店長である。その視線をヒシヒシと感じるのである。

 なぜ、山上がここにいるのか。それは、いろは支店長の策略なのである。9月の最初の頃だったかなぁ。山上という同級生がほへと建設にはいて、いまではたしか部長あたりになっている。と、話しをしたことがあった。

 副社長には、いろは支店長が女神に見えるかもしれない。お見事である、この話しがここに繋がってきて山上部長本人が目の前にいるのである。いろは支店長に、脱帽。


◆ そんなにしてまで

 そういえば・・・・ほへと支店長がいない。はてな?
 「ほへと支店長さんは、きょうは・・・?」と、尋ねる。

 「申し訳ないです、今日は全社の・・・・・・・・」ぇ~と、副社長がいうには、ほへと建設の皆さんが、どこかの(伊勢だったかな)、神社(お寺だったかな)に安全祈願、発展祈願、みたいな日なんだそうだ。

 だから、副社長はもちろん山上部長もその祈願旅行に行かなきゃいけないんだけどね。ま、ほへと支店長はそれに行ったので、今日はいませんってことだ。

 「祈願に行くより、noriに会うほうが大事なんだよ」みたいなことを山上が言う。
 「もうね、まずnori様のマンションなんですよ」みたいに言ったと思う、副社長。

 ほへと支店長は、なんだか、どうなんだろね。副社長に任せておけば大丈夫と思ったのか、それか、仲が悪いのか、それとも、「もう無理」だと思ったのか・・・・もう、わからないことだ。

 いや、まいったね。その、毎年行っている祈願祭みたいな旅行を中止にしてまで、そんなにしてまで、noriマンションの契約交渉に来たというわけ?しかし、こういうの困っちゃうよね、俺、弱いんだよね、こういうの。

 「いやね、もう、賃貸マンション自体を止めようかな・・・・ってね、思ってるんですよ」

 「今回は、nori様にはいろいろご心配やご迷惑をおかけしました。誠に申し訳ありません。」
 と、副社長、山上部長に頭を下げられてしまうのである。

 やばい、これはやばい、こんなん、断れるのか?ますます意気消沈、そして萎縮してきた自分がわかる。
 「はぁ~」思わず、ため息が出るのである。

しかし、となりに座っている妻は違っていた。


◆ 副社長と部長 41 

 じつは、妻は以前からほへと建設に対して不信感を抱いているようであった。なぜか、それがこの日はっきりわかった。

 妻の勤めている会社は、2002年にほへと建設が建設したものだ。その新築時の募集から妻は勤めている。自分が、その話しを最初に聞いたときは、ほへと建設がなんとも身近に感じ、心強く思ったものだ。

 「作って間もないのに、雨漏りするなんておかしいです」と、雨漏りのことを話し始めた妻。
 「ご迷惑をかけて申し訳ありませんでした」と、これまた・・・これ、基本形ですね。
 「建築物というのは、場所場所によってさまざまに違いがありまして・・・(略)」と、ご両人。
 「あの時は、すごく大変だったんですよ、製品はみんな濡れてしまうし!」 興奮気味の妻。(°.°;
 「申し訳ありません」
 「それに、あのぐらいの雨で漏れていたのでは、今後不安でしょうがないです」

 てなことが暫く続いたと思う。
 ぉいおい、そんなふうに言っちゃっていいのかよ・・・・みたいなことを。
 妻はガンガン攻め続けた。
 そして、
 「土地を売るときには、いろは支店長さんお願いします」
 なんだか、すべてが妻の迫力?に圧倒されていた。

 自分は、このやり取りを肩をすぼめながら聞いていた。
 まるで、そう、借りてきた猫みたいに・・・・ため息をつきながらね。

ま、最後は「言い過ぎました」みたいなことを妻が言って終了になりましたけどね・・・。


◆ 1000倍強い

 最後に、最終図面を見せてもらった。その時は、ほへと経理マンさんもとなりの部屋から来ていた、いつものように待機していたようである。しかし、その図面を見る気も失せていた。それは、全員が察している。もう駄目だと・・・・。図面は、持ち帰ることもせず机の上に置いたままその部屋を後にした。

 外で、いろは支店長さんに「また伺うのでよろしくお願いします」と話しをした。もちろん、土地を売るためである。ほへと支店から出るときは、いつものように全員がお辞儀をしてくれた。

 「終わったよなぁ、これで、終わった」
 「そうね、私が悪者で終了・・・で、いいよね」
 「ぁぁ、母ちゃんは偉いよ」 いや、俺より1000倍強いのだ。

 後は、ABC建設さんとどうなるか・・・・なのだが。
 とりあえず、長男の2次試験(面接)を無事終えさせることに専念しよう。
 面接はもう4日後に迫っていた。

----- 2006年 12月11日記す -----

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