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          旧ブログ名「賃貸マンション経営はるかなる道」

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原点に戻ろう

2005 - 10/13 [Thu] - 20:00

----- 2006年 11月29日記す -----

朝、どうしても起きられない。
やはり昨日の晩はきつかったに違いない。
薬を飲んで強制睡眠して3時間ほど寝たと思う。
睡眠が足りない。
起きて40キロの道を会社に行く気がでない。
意を決して、会社へは午後から行くことにする。
暫くは、とにかく寝るのだ。

今夜は、妻と一緒にABC建設に行くことになっていた。
なんだか一人では寂しかったからだ。
一緒に考えてもらいたかった。
それに、疲れていた。
身も心も・・・・って、感じである。

妻が子供たちの夕飯の用意をすませ、7時半ごろ自宅を出た。
8時に行くと言ってある。
車の中でいろいろと話しをした。
ふと、思った。
助手席の妻に言った。
「もうやめようか・・・、原点に戻ろうか」
「原点?」
「そうだよ、土地を売るのさ」
「そうね」
土地を2/3売ってさ、トラクターを買うんだよ、
 土いじりして、老後は花や野菜を作るんだよ」
「ぅふ」
「一人大学に行かせれば十分だよ」
「まぁね」
「こんなに悩まなくてもいいしさ、もぅ・・・止めようよ」
「そうだね、やめよう」
「よし、原点に戻ろう」

そして、大きなため息をつきながらABC建設マンション事業部に到着した。
賃貸マンションなんて止めようと決意していた。

しかし、この夜・・・・・なぜそうなるの?

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ほんとのため息・業務依頼書・青空

2005 - 10/13 [Thu] - 23:20

----- 2006年 12月06日記す -----

ABC建設マンション事業部は妻は初めての場所だ。
雰囲気が好きなので、自慢したい気持ちもある。
妻が好きかどうかは、今でも定かではない・・・・。

大阪さん、町澤さん、宮上さん、いつものメンバーである。
この時点で、大方のマンション図面ができあがっていた。

駐輪場、外物置、インターロッキング、アプローチ看板、植栽、庭園灯。
自分の希望通りのマンション図面である。


 しかし、賃貸経営への不安は大きい。一つずつ皆さんは答えてくれてリスクへの不安は消してくれるのだが、次から次へといろんな不安が思いつき押し寄せてくる。

 妻に言わせれば、ほんの些細なことに聞こえるらしい。そうなると、自分の器の小ささみたいな・・・・自分を追いつめていくようになる。リスクはつきものだド~ンといけ、イヤ何を言っているもっと慎重になれ。交互に自分を責め立てる。そのたびに、大きなため息が出る。

 不思議そうに、町澤さんが言った。
 「noriさん、先ほどから大きなため息ばかり・・・。」
 ぅ、そういえば・・・ため息をつく前に必ずスーっと息を呑み込んでいることに気が付いた。こんなため息は初めてだ。これが、ほんとのため息なんだろう。きっとほんとに芯から悩んでいるんだ、自分は・・・。
 「はぁ~」大きなため息をもらした。
 「ほら、また」と、町澤さんてジ~っと人の様子を見ているんだよね。行動心理学っていうのだよね、自分は見られている・・・・でも、町澤さんならいいかな。

 「だからね、もう嫌なんだよね。来るときに妻と話ししたんだけどさ、やっぱし、土地売ろうよってね。こんなにため息を付かなくても良くなると思うんだよね」

 妻と一緒に、こんなに悩むのはいやだ、土地を売る、もうやめる、原点に戻るんだ、と話し続けた。この時、3人がため息をついたかは定かではない。



 社長は大阪さんたちと話しが一段落した?ときにいつも現れる。社長と挨拶をすると、心が安らいでしまうから不思議だ。こう・・、なぜか安心してきちゃうんだよね。

 社長はある本の話しをし始めた。「人は仕事で磨かれる 著:丹羽宇一郎」という本。
  4000億円の処理をすることになったらしい。決断するのに2ヶ月考え、食事がとれなくなって相当悩んだようで、へたをすると100年以上の歴史を持つ会社を潰すことになってしまうかもしれない。

 最後に決断したのは、ゴルフ場で空を見上げたら、真っ青な空に雲が浮かんでいて、それを見たら「うれしさ」を感じ「よし、やろう。もう変えないぞ。」と決断した

 という話しである。すがすがしい青空か・・・・。確かに、今年は秋の空なんて見ていないような気がする。8月の末から見るものと言えば賃貸マンション・アパートばかりだ。

 社長は、たたみかける。
 「どうですか、noriさんも仮契約書に印鑑付いて、明日から、青空を眺めて気を楽にしてください」

 社長は、業務依頼書を机の上に出すように大阪さんに促す。社長のはやい決断にいつも「ぇっ?」と慌てる大阪さんである。わさわさと、業務依頼書を広げ、一通り説明してくれる。

 仮契約書のことは、何度も聞いていた。ここで、仮契約してもいつでも止めることができる。普通は、ここで100万円程度の契約金を支払うんだけど、そんなお金はない。よってゼロ円でOKという具合だ。

 ほへと建設の場合は、この仮契約書で引っ掛かった。まるで、本契約の内容だったからだ。(契約書そのものも流用品?)でも、ABC建設の場合は「業務依頼書」というもので仮契約を結ぶ。これは、銀行の融資が受けられなければ業務依頼は無効になるし、銀行の融資が決定しても自分が「よしやろう」と言わなければ何もことが進まない。
 
  社長はさらに、
 「とにかく、この業務依頼書がないと融資の依頼もできないので、まぁ、noriさん後は私たちに任せて、融資決定までのんびりしてください」
 
 ま、こんなようなことをもっと実際は時間かけて言っているんだけど。だんだん、社長と話ししていると先に進みたくなっちゃうんだよね・・・・。それに、ほんとに融資の許可が出るんだろうか・・・・わりと興味があるんだよね。
 
 「でもね、譲れない条件がある。それは、連帯保証人は家族だけ。ようするに、妻だけ。自分や妻の親兄弟は駄目ですよ。」家族以外の人間に、こんな心労をかけたくないからだ。

 「たぶん大丈夫だと思いますよ。noriさん先に進みましょう。」と、言ったような気がする。

 妻の顔を見る。
  「印鑑持ってる?」
  「持ってるよ、三文判だけど」
  妻もその気になっている!?ようだ。
  「よし、決断だ」

 というわけで、「業務依頼書」に署名と印鑑を付いた。一度決断したら、サッサと署名しちゃうもんね。大阪さんが高級ボールペンを貸してくれた。さすが、書き味がイイ!印鑑付いてOーKー!

 計画では、とんとん拍子に話が進めば、平成18年1月着工で6月には入居開始となる。

 帰り道、
  「なぁ~んだかなぁ、印鑑付いちゃったよなぁ」
  「そうね」
  「あの、社長と話しするとこうなっちゃうんだよ」
  「ぅふ」
  「やっぱ、かなわないよな・・・・プロにはさ、な、ましてや、一人ではどうにもならんのよ」
  「そうね」
  「はぁ~~~」
  「また、ため息だね」
  「ぁ~」
 すでに、11時に近い時間だったと記憶している。

 とりあえず、印鑑を押して楽になったようなならないような。別に不安が解消したわけではない。ただ、楽になりたかっただけだ。ま、まだ幾らでも止めることができるのだから。果たして青空を眺めることができるときが来るのだろうか・・・・。

 明後日、ほへと建設に行く約束になっていた。妻も一緒に行くことになっている。一人では、太刀打ちできないだろう。それを察してか、妻も同行を決意したようだ。今度こそ、最後になるだろう。

 そして、来週は長男の2次試験(面接)が待っていた。

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