200510

200510 に関する記事です。
過去の記録-2005年10月-1 (2006年8月11日記す)

もう、時間がない。
ほへと建設の、賃貸マンション建設に踏み切れないところを整理してみる。

 ・スタッドレスタイヤをしまうのに絶対必要、倉庫がない。
  場所的に無理がある、さらに予算が多くなると言う。
 ・坪単価31万円?がどうしても出てこない。
  坪単価はいろいろな計算方法があるみたいだけど、なんだかごまかされているような気がする。
  だって、分かりやすく説明してくれない。(だんだん聞くのが面倒になる。)
 ・築後のメンテナンス計画がない。
   アルミやステンレスを多用しているのでメンテナンスフリーだという。
  だが、20年先、30年先はどうなる。
  白華現象はどうなる。(ほんとに、洗っていればいいの?)
 ・緑が少ない。
  植栽はあった方がいいよね。
  しかし、事業性からなくても見て入居率が確保できればOK。
  という基本理念みたいなのがほへと建設にはある。と、思う。
  自ら、オーナーには勧めない。
 ・今度は手強い
  ということを冗談まじりにほへと支店長が言ったことがある。
  冷静に考えると、素人をその気にさせるのは簡単だ!?
  どうしても、契約さえしてしまえばこっちのものという感じがする。


 ・結局、儲け主義だけなのか。
 ・こんな世界に入り込むべきではないのか。

建物的には凄く気に入っているんだけどなぁ。
(白華現象を抜かしてだけど。)

さて、契約書を読むことにしよう。
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過去の記録-2005年10月-2 (2006年8月11日記す)

ほへと建設の工事請負契約書を読んで驚いた。
おかしいんじゃない!
仮契約書のはずでしょう?
それが、なにこれ?
これって、本契約の契約書じゃないの?

以下、質問ファイルにしていろは支店長に渡したもの。


8)最後に「工事請負契約書」について調べてみました。
-----------------------------------------------------------------------------------------
・収入印紙を貼付したか、消印したかというのはあくまでも税法上の問題に過ぎません。そもそも契約は、当事者双方の意志の合致さえあれば成立します。
・契約は、双方の合意があれば、それだけで有効に成立します。「売りましょう」「買いましょう」という合意さえあればただちに売買契約は成立します。したがって、契約というものは、双方が文書の取り交わしをしていないから、また、契約書に調印していないから契約は成立していないという考え方は大きな間違いであることになります。しかし、例外として法律が契約書を作るように特別の規程をおき、契約の書面化を要請しているものもあります。例)のうちの賃貸借契約、建築工事請負契約、事業用定期借地権設定契約等
----------------------------------------------------------------------------------------------

 今回の仮契約?(ほへと建設さんの社内上の手続き)として理解していますが、赤字の部分を考慮して工事請負契約書を読むと、気になる点があります。最初のページに、「の施工について、次の条項と工事請負契約款、設計図、仕様書にもとづいて工事請負契約を締結する。」と、あります。

 工事請負契約款は以降のページを見ればよいとして、(多々、質問がありますが今回は書きません。)私は「設計図」「仕様書」は、まだ見ていませんよね。設計、仕様書はこの先のことになると思いますが・・・ただ、上記の赤色の文章から仮とはいえ(収入印紙がなくても)わたしは、設計図、仕様書を見ないうちに契約を締結してしまったと言われても否定できなくなるのではないでしょうか?



妻に相談してみる。
「ぅ〜ん、わかんないよ」
「そうだなぁ、分かるわけないわなぁ」
「でも、これがなくちゃ先に進まないんでしょ」
「そういうことんなんだけどな・・・・でも、なんか嫌〜な気がしない?」
「・・・・聞いてみれば」
「社内的だけなら、一文を加えてもらうとかな・・・・」
「・・・・・・・。」

なんで?
みんなこんな契約書に印鑑を押すわけ?
自分がおかしいの?
?????????????????????なのである。

さて、
この回答をもらうまでに、我が人生は新たに急展開するのである。363
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この近辺は上水の水圧が低いから3階までは水が上がらないはず。
ポンプがいるはずだ。
事実近、くの3階建てマンションには受水槽とポンプ設備がある。
このことは、以前いろは支店長とも話しをしたことがある。

ところで・・・、この図面には受水槽がないよね。
なぜ、今まで気が付かなかったのか!
不思議・・・・。
それにしても、設計段階でも気が付かないのか?
バルクと自転車置場の隣あたり・・・・
って、設置場所がないような気がするのだが・・・。

仮契約書の件も含めこのこともいろは支店長に一応伝えた。
うんざりしてきた。


でも、ほへとマンション自体は好きなんだよなぁ。
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「アパート・マンション経営のコツ」のHP管理人さんとメールのやり取りをして、この賃貸経営の件を相談していた。その中で、ほかの建設会社さんも検討してみた方がよいのでは!と、アドバイスをもらっていた。

 この地元で、RCマンションを造っているのは「ほへと建設」しかないと思っていた。鉄骨や木造タイプは、建てる気がしなかった。だから、調べもしなかった。それと、もう疲れていた、ノイローゼ気味だ。賃貸マンション経営なんて、やめようと思い始めていた。

 仮契約の最終期限10月8日(土)は、もうすぐに迫っていた。今夜は3日の(月)である。賃貸マンション経営をやめようと思いつつ、うまくいきそうな美味しい話しでもある。土地を売ってしまえばそれきりだ。ふと、RCマンションをネットで検索してみる。いつものように、いろいろな工法のRCマンションが出てくる。その中の、とあるHPのリンク先で地元の建築会社のHPを見つけたのである。

 ぉ、地元で「ほへと建設」以外にRCマンションやっているところがあるんだ。へぇ〜、なにやら自然がいっぱいの素敵なHPだね。RC賃貸マンションだけでなくて木組みの住宅にも力を入れている。これが「ABC建設」さんとの最初の出会いとなったのである。もう夜の10時を過ぎていた。

 お問い合わせホームがあったので、資料請求することにした。それにしても、4、5、6、7日の4日間しかない。なるべく早く資料が欲しいと付け加えた。ディスプレイ上ではなく、実際の資料を一刻も早く見たかった。このメールだけでは不安である、あした電話をしてみよう。
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翌日、ABS建設マンション事業部へ勤務先から電話を入れる。確か、女性が応対してくれたと思う。昨夜メールをしたけども、訳あって資料だけでも早く見たいので郵便受けに入れておいてくれないか。みたいなことを言ったと思う、とにかく見たくてしょうがなかった。

 道草もせず、早めに帰宅した。段ボールとカレンダーの写真で作った、妻のお手製の郵便受けには何も入っていなかった。帰宅していた妻に、資料が入っていなかったかと尋ねたが、なにもなかったとの返事・・・・。だめか、駄目だったか。約束を守れないようなら、駄目だろう。がっかりした、残念だった。

「すっ、はぁ〜〜。」大きなため息が出た。
もうやめよう。
こんなこと考えて生きるのはやめよう。
土地を売って楽になろう。


「すっ、はぁ〜〜〜〜〜〜。」

この時は、気が付かなかったが、これがほんとのため息というものだった。
このため息を、この先、知らず知らずに幾度となくつくことになる。

→ このあと約30分後の日記
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少々鬱気味になりながら、一杯飲んで寝ようと思っていた。
ピ〜ンポ〜ン
玄関のチャイムが鳴った。
7時ごろであっただろうか、あたりは暗くなっていた。

玄関には、ネクタイスーツ姿の若い青年が立っていた。
「こんばんは、遅くに失礼します。ABC建設の大阪と申します。」
「ぁ、ぁ〜、ABC建設さんですか。」
「資料を見て頂けるというので直接持ってまいりました。」
「ぇえ〜、そうです、そうです・・・今日はもう見られないかと思っていました。」
「遅くなって申し訳ありません、直接お渡しした方がよいと思いまして。」
「そりゃぁ、わざわざありがとう。」
と、まぁこんなやり取りで始まったと思う。
これが、ABC建設の営業マン、大阪(仮名)さんとの最初の出会いである。
第一印象は「若い!」
もっと、海千山千のおじさん営業マンを想像していたのだが・・・・。
次は「笑顔がさわやか」ってところ。

「ほへと建設さんの資料は見せて頂けますか?」
おかしなことを言うのね・・・ふと思う。
「それはできないです、ABC建設さん独自の資料を作って頂けませんか?」
「ほへと建設さんがお隣にいますけど・・・よろしいですか?」
じつは、ほへと建設も住宅を手がけていて、ちょうどマンション建設予定地の隣に「ほへと住宅」を作っていたのである。毎日、ほへと建設の代人さんが来ているのだ。ま、部署が違うだろうからいいかもしれないが少々ドキドキしちゃうよね。

「ほへとさんとは、契約したわけじゃないですし、私の土地ですから堂々と測量なり調査なりしてもらってかまわないですよ。」
「分かりました。」
「もし何か聞かれたら、マンション建設のうわさを聞いてABC建設さんから話しに来たと言うことにしてくれませんか。」
「はい、いいですよ。」
後日、大阪さんにはお詫びを言ったけれど、なんとも、虫のいい話しをしたもんである。
自分の度胸のなさを実感する。

「8日(土)は、ほへと建設さんと仮契約をするかもしれない。明日、1日でできますか?」
「はい、できます。」
(たぶん、この日のうちに大方の調査は完了しているのだろう。)
「じゃぁ、明後日の6日(木)の午後休みをもらいますのでABC建設さんへ伺ってもいいですか?」
「お待ちしています。」


その夜、資料をくまなく読んだ。
印象は、マンション自体は「ほへと建設」に比べると高級感はない。
悪く言うと「安っぽい」のである。
ただ、社員が若くはつらつしている、新鮮なエネルギー?を感じる。
2代目の社長も若いが、社長独特の威厳みたいな雰囲気は持っている。
社名はカタカナに変えて新しいマンション賃貸事業、住宅事業に乗り出したばかりのようである。
縦の規律が厳しい「ほへと建設」とはまったく違う、社長と社員が一体となっている感じがする。
ま、それが良いか悪いかは別の問題だが・・・・。
建築は従来のRC工法を行っているようだ、これといった革新的技術はないようだ。
規模からすれば「ほへと建設」の方が格段に大きい。

ま、だいたいの図面と収支表ぐらいはできるだろう。
駄目で元々だから、見るだけ見てみよう。

鬱状態も和らいで、あさってが、楽しみになってきていた。
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後半年休を取って、帰宅する。意外と車の流れが悪く時間がかかる。どうしても、14時には付けない。途中のセブンイレブンでパンを買い口に入れる前に、20分ほど遅れると大阪さんに電話を入れる。待つ身は辛いからね。

 ABC建設は、マンション事業部があって本社とは別のところにある。ここには、住宅事業部も一緒の建物に入っている。建物は木造で周りには大きな唐松が何本も茂っている。この周りは、広々とした牧草地?や畑地帯ですぐ西にはアルプスがそびえ、東側にもアルプスの峰峰が見える。なんとも、不思議?なところに建っている。たまに通る農道から見えるので、「ぁ〜、これがそうだったのか。」という感じである。

 この年は猛暑の年で、10月に入っても暑かった。唐松の日影に車を止めた。大きな木製の玄関から姿を現したのは大阪さんである。こんにちは。広い玄関でスリッパに履き替える。床はフローリングだ。へぇ〜、ほへと建設の大理石の建物と180度?違う感じがした。

玄関からドア一枚奥に入り、右手を見ると、事務所?いや設計室?とにかく広いところに机、パソコン、が並んでいる。
「nori様、おこしで〜す。」(だったかな)
と、大阪さんが声をかける。
「いらっしゃいませ。」
そこに座っていた、全員が一斉に立ち上がり挨拶をしてくれた。
「こ、こんにちは。」
いきなりなので、びっくりし、さらに恐縮する。
それと、女性が多い。(これも少々驚き)
それも、若い。

 左手に行くとショウルームみたいな、展示室みたいな、その手前の左側に応接室があった。そこに、案内されてリッチな椅子に座った。木の香りが漂い、窓からは唐松林見え、その間からキラキラと日が差している。落ち着く感じ。ほへと建設は、前面壁ガラスの外に塀に囲まれた造形的な庭園があって、竹や岩や砂が綺麗に芸術的に?並んでいる。(ようするに日本庭園みたいな)かたや、自然のまま?まったく対照的な建物なである。

 そこで名刺をもらったのが、大阪さんの上司?資産運用部なる宮上さん(仮名)、それから企画営業部なるところの町澤さん(仮名)である。宮上さんは40前後?物腰の柔らかそうな人、町澤さんは、わりと若い女性である名刺を見ると統括課長の肩書きがある。へぇ〜、目がぱっちりして、綺麗な人、笑顔もいいね。ふと思う。

 これから、外に出て実際のABCマンションを見せてくれるとのこと。(確か、資料がまだできあがっていないので、それまでの時間を利用して見学に行くという段取りだったような記憶)時間はたっぷりあるから、どこへでもどうぞ。新築物件のモデルルームがあるという、見学会は好きだから全然苦にならない。

 そして、ABCマンションを見に行くのである。そこには「ほへとマンション」とは、まったく異質に感じるものが存在していた。
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過去の記録(2006年8月27日記す)

 その当時は、こころ半分は賃貸マンション建設なんてやめようと思っていた。だから、これから向かうABC建設さんのマンションは、とりあえず見てみよう・・・・みたいな感じであった。そのマンションは入居開始したばかりの物件だという。モデルルームとして1LDKの一室が見られるとのことだ。

  そこは、大通りより少々奥まったところにあった。そのマンションは、丸みを帯びたほへとマンションに比べるとキューブな感じと言えばいいのだろうか。よう するに四角い直線を基調とした建物。バルコニーは、ほへとの場合は全面タイル張りであるが、アルミ枠のガラスがはまっている。パッと見、貧素に見えてしま うのだった。


  そこには、現場監督の山澤さん(仮名)がいて名刺をもらう。部屋に案内してもらった。そこには、女性の社員もいた山澤さんも若いが女性の皆さんも若い。何 か、はつらつとしていて元気で雰囲気が良い。ドアのキーはカードキーである、これからはこれイイね。中にはいる、『狭い・・・・』今まで「ほへとマンショ ン」の2LDKファミリータイプ物件しか見ていなかったので、とても狭く感じる。8.9帖と4.3帖の洋室がある。キッチンはなにか高級感がない。水道の 蛇口一つにおいても何か貧素だ。

 ほへとマンションの壁には、結露防止用の50ミリほどの丸い通気口があった。これは、ABCマンション にはない。もちろん、結露対策の断熱材吹きつけはもちろんしているようだけど、ほへとマンションの先進的?なものではなく、従来の工法のようである。便利 なのは、壁にピクチャーレールなるのものがあってハンガーが掛けられるのがいいね。掛けるところを付けるためにクロスを傷つける心配がないし。もちろんク ローゼットはあるけれど、ひょいと掛けられるのが便利なんだよね。

 ドアやクローゼットの仕上げはそれなりにしっかり作ってあると思っ た。お風呂や洗面所やトイレの感じは、ほへとマンションとどっこいどっこいかなぁ。ただ、浴室乾燥機がないし、お風呂の追い炊き機能もない。ファミリータ イプじゃないから良いと言えば良いんだけどね・・・・。

  バルコニーに出てみる。ガラスを使ってあるのは、部屋が明るくなるからだという。なるほど、それは良いかもしれない。一番の特徴はバルコニーの上部(天 板?)の部分がタイル内に雨水が侵入しないように、傘というかヒサシ見たいな部分を付けている(作ってある)というのだ。なるほど、これは手間がかかる ね、型枠大工さんの腕の見せ所だね。

 しかし、っ!どうしても、気になるところがある。コンクリートの天板部分(一番上の面)やタイルの 張ってない吹きつけ塗装をしてある部分が横からすかしてみると・・・平らじゃないんだよね。なぜ?左官屋さんが薄くモルタルをぬって仕上げないのかな?角 も手でなぞると怪我しそうなバリがある。綺麗に削ってほしいよね。この辺は、共用通路部分も同じ感じであった。仕上げが粗い・・・・これが第一印象。

 以前、電気工事屋をしていたので壁に穴を開けたり、削ったり、して器具やスイッチやコンセントを付けたものだ。そのたびに、仕上がっている壁など傷つけ たりすると、左官屋さん、ペンキやさん、クロスやさん、のまね?みたいな(悪く言えばごまかして)直した経験が多々ある。もちろんその職人さんの腕に合わ せて・・・・。だから、素人よりうるさいよね・・・・・きっと。

 全体的に貧素な建物に見えてしょうがなかった。しかし、今では違う。な ぜかって?この先、マンション見学などうちの家族全員を巻き込んで行くことになる。その中で妻の言った一言で、ABCマンションへの見方が180度変わっ てしまったといっても良い。その一言とは「暖かい」である。このことの詳細は次の機会に記すことにしよう。(疲れた)
 
  ここの見学会 を終え、次に向かったのがABC不動産でABCマンションの賃貸管理をしているところである。このほかに、県内の木を使って作った住宅を見たり、ABC建 設さんの建てた建物を見たりした。意外にいろいろ建てているのね。へぇ〜、こうやって聞いたり見てみたりしないとまったく知らないでいることばかりであ る。地元で結構頑張っているんだ・・・・と、ふと思う。
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(2006年9月9日記す)
ABC不動産本店 次は、ABC建設と社長が同じである、ABC不動産に行った。ぁっ、ここがそうだったのって感じ。よく通る道沿いにあって、目には入っていたと思う。でも、興味がないとまったく頭に入っていないものだ。

 店内に入ると、いろは支店と同じくカウンターに幾つも椅子が並べられていて、明るい雰囲気。そして、ここにも若い男性と女性が多い。「いらっしゃいませ。」と元気な声が響く。

 2Fの会議室みたいなところへ通される。正面の椅子には、ABCマンション事業部にいた町澤さんがノートPCを前にして座っていた。『ぉ?この時刻を見計らって、先回りしてたのかぁ。』ふと、思う。

 ノートPCのパワーポイントを使って、ABC不動産のプレゼンが始まった。ABC不動産の入居者募集、管理、24時間対応などの説明をする。まっ、いまどき凄く当たり前?いろは不動産でさんざん聞かされてきたし、参考書にも書いてあったし・・・・。その分、管理料を取られる(支払う)んだけどねぇ。ま、サラリーマン大家さんは楽だよね。それにしても、いろは不動産には、このようなプレゼンがなかったから、結構びっくりして、凄いと思った。

 説明の中で大きく異なるのは、敷金ゼロでその代わり一定補修費なるものを約1.5ヶ月分程度、入居者からもらう。その、補修費で退去時に一切の修繕費をまかなう。敷金じゃないから、補修費としてもらってしまうお金。修繕費がかからなければ、その分丸儲け・・・・って、オーナーじゃなくてABC不動産が持ってちゃうんだけど・・・・。1年程度で引越したら、結構、損した気分になっちゃうんじゃないのぉ?

 それって、入居者さんから文句言われないの?だって、敷金だったら、修繕費が少なければ幾らかのお金が戻ってくるわけでしょう?それに、東京裁判でしたっけ、通常に生活して汚れたり傷ついたりしたものは入居者が修繕する義務がないみたいな判決が出たんじゃ?だから、だんだん入居者有利?の敷金交渉になっていく(いる)のでは?

「退出するときは修繕費は必ず出ます、だから、決まった金額を修繕費としてあらかじめ払っておいた方が安心して暮らせるんですよ。」
「はぁ〜、そんなもんなんですかねぇ」
実際、このシステムで契約する、入居者が多くいるわけだ。(やっぱし、納得して契約してるんだろなぁ。)
確かに、敷金なんて戻らないものとして考えている人が多いと思う。(自分もそうだし。)
床や壁は、自分だったら絶対汚しちゃうもんね。
「でも、修繕費が足りなかったらどうなるの?」
「不足分は頂きます。」
「そうですか・・・。」
しっかりしているよなぁ、当然と言えば当然だけど・・・・
足りないほどの修繕をするのはよっぽどのこと?(変な入居者?)
この一定補修費は、いまいちよくわからないのであった。

 このABC不動産は、このシステムで全国にFC展開しようとしている。入居者募集にネットを有効活用しましょうみたいな。ネット上の一部屋ごとに、間取り図だけじゃなくて、内部の写真、風景写真が載せられている。これは、手間がかかる・・・・、でも、同じマンションの規格だから画像も使いまわしが出来るんだよね。ま、それでも、面倒には違いないけど。いろは不動産の場合は、やはり全国展開しているFC店に加盟して営業しているが、ネットで見ても室内画像や風景画像は見られない。これは、ABC不動産の方がいいかもしれないね。


 そんなわけで、ABC不動産を後にして、ABCマンション事業部に戻ったのは午後6時をまわっていたと思う。応接室で資料を見るのだが・・・・・、その資料は驚くべきものであった。
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(2006年 9月9日記す)

 ABCマンション事業部に戻ってきたときは、すでに日が落ちていた。少々疲れ気味であったが、ため息に近いような大きな深呼吸をして心を落ち着かせる。賃貸マンションなんて建てなくても、土地を売れば良いんだから・・・・。

 とにかく、なるべく心落ち着けて冷静になろう。自分に、自己催眠を掛けるように自問自答しながら深呼吸をする。

「どうでしたか、当社のマンションの感想は」
宮上さんが言った。
「ぅ〜ん、一言で言うと粗い(あらい)・・・と、思いました。」
一瞬、場がひいてしまった感じがした。
「・・・・どの辺が・・・。」
大阪さんが、一言切り出した。(ように記憶している。)
「そうですね、まず、コンクリの平面の仕上げが波打ってるし、角(かど)はバリが多いし・・・。」
生ツバを飲むように聞いている、続けて言う。
「普通の人は、そこまで見ないかもしれないけど、電気工事屋やっていた頃、いろんな現場に行ってるから、ふと、気になりました。」
「・・・・・そうですか、良く見られていますね・・・・」
このあたり、宮上さんや大阪さんが、現場の方に指摘されたことを良く伝えておくみたいな・・・・なんて、答えていたような(記憶無し)。
「この天井の、柱と壁のすき間なんかが凄く気になっちゃうたちなんだよね。」
なんだか、言い放題である。
「これは、木造の特徴の一つでして・・・。」
「ぁっ、なるほど。」
 この時「建物の木は生きている」みたいなことは、あまり知識としてなかったのである。


「それと、共用通路の階段近くの壁にあった分電盤のボックスは、10年もすればボロボロに錆びちゃうよね。」
「それは大丈夫です、修繕計画に入っていますから。」
「はぁ、修繕計画があるんですか?」
「はい、当社は修繕費用を積み立てて頂いて計画的にメンテナンスをしていくようになっています。」
「それは良いですね。」
ほへと建設では、無かったことだ。
「このように長期修繕計画表があって、例えば屋上防水は10年ごとに修繕して、その時点から保証が聞くようになっているんです。」
と、宮上さんが説明してくれる。

 その、長期修繕計画表には「建築関係」「給排水設備」「電気設備」「その他」という大きな項目があって、さらに細かく1年、4年、10年、15年、20年サイクルで修繕計画が書かれていた。
『ぉお〜、これは自分が待ち望んでいたものだ!』
心の中で、ふと思う。

 各戸分電盤修理」が15年おきに計画にある。
ま、通路の分電盤のことじゃないみたいだけど、とりあえず電気も気にしていてくれるわけだ。
「その為に、年間数十万円を積み立てして頂いています。」
「そうですか、ほへとさんは20万ほどでしたが・・・。」
べつに金額が多すぎるというわけではない、逆に多くて結構、自分の場合は安心する。
「こういう計画があると安心します。」
「建物はきちんとメンテナンスしていけば、いつまでも良い状態を保てます。」
「いいですね、自分もそう思います。」

 とりあえず内容は別として、メンテナンスに関しては、とても安堵したのであった。『これだよ、これ、自分にピッタシじゃん。』でも、ほへと建設みたいにほんとにメンテナンスフリーだったら楽なんだけど・・・。(屋上だって、防水シールは使っていないしね。)

 なんか、ABC建設さんって、いいかも・・・・ふと、思う。マンション見学の突っ込み話しが一段落付いて、いよいよ大阪さんが資料を広げて説明始めた。

って、疲れたから別のファイルに書こう。
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