旧ブログ名「賃貸マンション経営はるかなる道」

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初めての不動産屋

2005 - 08/27 [Sat] - 08:00

過去の記録-2005年8月-5 (2006年4月9日記す)

8月の最終土曜日に不動産屋に行った。
いろは不動産いろは支店である。
家からも近いし、HPも結構充実しているし、昔からの不動産屋みたいなイメージはないし。
とりあえずここに行ってみようと思った。
結石治療中であるが、普通に生活はできる。少し、まだ違和感があるのだが・・・・・・・。
早いとこ、大学資金の目当てを付けておかなければならない。
9月になってしまうのだ。

午後2時頃、扉を開ける・・・・なんだかドキドキする。
店内にはいると、カウンターに数個の椅子が並んでいて、その横には接客用の机と椅子があった。
パッと見、明るい雰囲気・・・・・・へぇ~。
エアコンが効いていて、涼しい。
「いらっしゃいませ。」
40才に近いだろうか、営業マン風の男性が挨拶をしてくれた。
他には従業員もお客さんもいない。
「ぁの~、土地を売りたいんですが・・・・・。」
「はい、土地を・・・・ま、どうぞおかけください。」
クルクル回る椅子に座る。
「じつはですね、この土地を売りたいのですがどのくらいの価格で売れるのか見てもらえますか。」
といいながら、農家台帳と地図を出す。
「はい、ぁあ~、中学校の上あたりですね。」
「そうです、この西の中学校から500メートルぐらいの田んぼです。」
「はい、はい、ここはですね、皆さんほしがっているところなんですよ。」
「ぇ、そうなんですか。」
なにやら嬉しい展開になってきた。
「少々お待ちください。」
といって、奥の部屋に行ってお茶を持ってきてくれた。
「よろしくお願いします。」
と、名刺をくれる。
「このあたりはいい値段で売れると思いますよ、ちょうど道沿いですし。」
「そうですか。」
「申し訳ないですが、今日は支店長がお休みでして詳しいことは・・・・明日でもよろしいですか?」
「あ、いいです、いいです。」
この男性が支店長ではなかったのか・・・・支店長ってどんな人なのだろう。
とりあえず、住所、氏名、電話番号を書いた。
「明日来れば、だいたい坪いくら見たいな感じにわかりますか?」
「はい、大丈夫です。」
「わかりました、明日の午後に来ますのでお願いします。」

こうして、初めての不動産屋訪問体験は終わった。
ちょび髭、金縁メガネ、ロレックス腕時計みたいなイメージは、まったくなかった。
わりと安心する。
それに、けっこう人気がある土地のようだ、思っているより少しは高く売れるかもしれない。
いいぞいいぞ。

そして、次の日・・・・・・「人生が変わる日」といっても良いかもしれない。
支店長に会うのである。

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土地を、全部売るのは反対

2005 - 08/27 [Sat] - 11:00

過去の記録-2005年8月-6 (2006年4月10日記す)

前日の晩に、妻が言う・・・・。
「土地を、全部売るのは反対。」
「なぜ?」
「何となく・・・私は、お百姓の娘だからかなぁ。」
確かに、そんな気もする・・・・・・・・・・・・・・。
売れば何も残らない、なくなってしまう。
もう未練はないはずだったのだが、いざ売るとなると・・・・・。
「じゃぁ、3分の2売ろうか?」
「ぅん・・・・・それなら、いい。」

約300坪として、200坪売れば、約坪8万としても、1600万。
おおざっぱに見ても、1000万は残るだろう。
大学授業料530万円は十分ある。
残りの3分の1は、家庭菜園にでもしよう。

土地査定書とトラクターと賃貸マンション見学会

2005 - 08/27 [Sat] - 14:00

過去の記録-2005年8月-7 (2006年4月16日記す)

◆ 女支店長
 
8月の最後の土曜日27日の午後の約束の時間に、いろは不動産いろは支店のドアを開いた。気温は連日の猛暑で30度を軽くこえていた。店内にはいるとエアコンが効いていて涼しい。
「いらっしゃいませー。」
昨日の男性社員の他に、40はこえているかと思われる女性社員がにこやかな顔で、元気で大きな声で迎えられた。
一通りの挨拶をして、椅子に座る。
「いろは支店長と申します。」
と、名刺をもらう・・・・・・!!
『女支店長なんだ。』
思わず、ここの中で叫んだ。
「よろしくお願いします。」
不動産屋さんの支店長は、やりての男性をイメージしていたのだが・・・・・全然違った。
「失礼ですけど、支店長さんは男かと思っていました。」
「ぅふ、今は時代が違うんですよ。ほら、店内だって違うでしょ。」
「ぇ~、確かに。」
少し緊張していたが、楽な気分になる。

◆ 土地査定書
 土地を売ることになった経過を少々話したあと、土地価格査定書なるものを見せてくれた。
それに付随して、周りの写真や法務局でコピーしてきた地図、路線価図もあった。
『へぇ~、1日でこんなに調査して地図や書類も揃ってしまうんだ・・・・さすがプロ』
と、感心する。
査定書の中には「土地対象のプラスポイント」なる項目があって、中心街までの距離、地形、排水施設、住宅環境、道路状況、前面道路方位、前面道路幅員、最寄りの商店街までの距離、日照通風に評点が付いている。合計20ポイントとなっている。
その横には「土地対象のマイナスポイント」の項目があって、これは0ポイントである。
「いい、お土地をお持ちですね。」
すごく、嬉しい。
「坪12万円としてみました。」
「え!12万円ですか!」
高く売れても、坪8万ぐらいと思っていたのだが・・・・凄い!
284坪×12万で、3400万円だという。
『さ、さ、三千万円!』
思っていたより、1千万の違いがあった。
これなら、1/3残しても大学資金は十分ある。
「12万5千円ぐらいで募集かけても十分売れると思いますよ。」
「そうですかぁ、ビックリしました。」
「はい、このあたりはみなさん探していますから。」
妻が、全部売るのは反対している事を説明した。
2/3の土地を2件分の宅地に分けて売ればよいとのこと、図を書きながら説明してくれた。
170坪×12万円で、2040万円である。
農地転用費用、所得税、諸経費を引いても1500万円ぐらい手元に残る。
来年の春までには、十分売れるという・・・・・・これは良い!
凄い、光が差し込んで明るくなった感じだ。

◆ トラクター計画
雑草との戦いは大変だ。
中古で買った耕耘機で、280坪の雑草をロータリーで掻き回すのは疲れていた。
トラクターがあれば綺麗に整地できる。
そうだ、100万円で購入して残った1/3nと屋敷の横にある30坪ほどの畑で農作業しよう。
花畑にしてもいいなぁ。
こんな事を支店長と話した。
心は、はればれである、ウキウキしていた。

次に、契約書も見せてもらう。
一般媒介契約にしようと思っていたが、専任媒介契約としても良いと思った。
この不動産屋の免許には(11)が付いているから、信用もあるだろうし・・・・・
「ぁら、こんな事を聞かれるお客さんは、そういないですよ。勉強されているんですねぇ。」
と、やけに感心される。
「ぇぇ、まぁ、騙されると困ると思いまして・・・・下調べしてきました。」
結構、失礼なことを言っている・・・・。
「素晴らしいですね、勉強家ですね。」
また、ほめられる・・・・・・・が、
ちょと、不思議に思う・・・土地を売るなんて一大事なことだし、みんな勉強しないのか?
「支店長さんも、すごい勉強してるんですね。大変でしょうねぇ。」
名刺には、「宅地建物取引主任者」「一級土木施工管理技士」「二級建築施工管理技士」「損害保険 特級」と書いてある。9月にも試験を受けるとのこと。
試験勉強は、年をとるとともに大変になると言うような話しで盛り上がる。

◆ 賃貸マンション見学会
2時間ほどが過ぎていた。
とりあえず、妻に報告してから契約を交わすことにする。
帰る挨拶をしようとすると、
「noriさん、まだ時間あります?」
「え、ま、特に用事はないんですけど、農機具やさんに行ってトラクターでも見ていこうかな。」
「ちょ、ちょっとこの近くで賃貸マンション見学会をしているので、見てもらえませんか?」
ふと、気が付いたような、名案が浮かんだようなという感じであった。
「ぇ?ち、賃貸マンションですか?」
最初は、なんのことかわからなかった。
ようするに、アパートね・・・・。
「今日と明日ちょうど見学会を開催しているんですよ、見に行くだけでいいですから。」
9月から入居開始をする賃貸マンションだという。
へぇ~、面白そうだ。自分は以前、建築関係の仕事をしていたので、興味がわいた。
「いいですよ。」
「じゃ、さっそく行きましょう。」
ほんとに近くにあった、支店長の車のあとを付いていったが、1分もかからない。
そこには、
綺麗にアスファルト舗装された駐車場と、タイル張り3階建ての立派な建物があった。
凄いなぁ・・・・いつの間にこんなのを作っていたのだろう。
木造2階建てアパートぐらいを想像していたので、少々びびる。
一応、平静を装いながら見学会場へと入っていった。

この時を境に、自分の人生は変わっていくのである。

続きは、また書こう・・・・疲れた。

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