旧ブログ名「賃貸マンション経営はるかなる道」

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融資おことわりメール

2005 - 10/31 [Mon] - 22:04

29日、長男が合格した。
これで、大学進学決定だ。

そして、大学資金を得るために土地を売る。
売れるまでは、教育ローンで何とかする。

30日は、二男の高校のPTA旅行に東京に行く。
ルミネthe吉本で漫才を見て久々に笑う。
ほんと、久々に笑ったんだよね。


さらに、妻が、何かと要りようだと言って三男の学資保険を解約した。
ま、30万円ぐらい貰えればいいよねと・・・。
そしたら、なんと110万円も返って来るという。
ぉお~、考えてみれば10年以上払ってきたんだからなぁ。

ほんと、嬉しかったね。



31日、大阪さんには、こんな融資おことわりメールを送信した。
> 大阪 様
>
>  昨日は、留守していてすみませんでした。高校のPTA研修旅行があ
> って、東京へ行っていました。
>
>  長男は、お陰様で合格しました。社長をはじめABC建設の皆様
> に会えたことが、二次試験の面接にプラスになったことと思ってい
> ます。ありがとうございました。
>
>  ABCマンションですが、やはり自己資金ゼロ(マイナス)
> ではリスクが大きいと思います。原点に戻って、土地を手放す事に
> 決めました。
>
>  融資の件でいろいろご尽力頂いていますが、おことわりしたいと
> 思います。お手数かけて申し訳ありませんが、銀行さんの方に、そ
> の旨をお伝えください。
>
> よろしくお願いします。


夜遅く、大阪さんからの返信。
> nori様
>
> いつも大変お世話になっております。
> メール、拝見いたしました。
> 合格おめでとうございます!!
> 私共がどれほどお役に立てたかは分かりませんが、とにかく良かったですね。
> 私もとても嬉しいです。
>
> 土地の件、原点に戻って・・・ということですね。
> 確かにご不安になる気持ちはお察しします。
> 明日の夜、ご自宅の方へお伺いいたしますので
> 今のご心情などお聞かせください。
>
> では、失礼致します。


これで、10月は終わりになる。
・長男の大学合格
・110万円の現金
・土地を売ることに決定

もう悩むことはない、何か希望が湧いてきた。

しかし、
2005年11月・・・それは、自分にとって激動の月となる。
世の中は思いがけないことが起こるのである。
もちろん、大阪さんに心情などを話す場合ではなくなってしまったのである

----- 2006年 12月11日記す -----

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三男が見た大きなもの

2005 - 10/23 [Sun] - 22:04

自分が、ほんとに止めようと思ったのはこんなことがあったからだ。

 その日は、10月23日の日曜日。ABC建設マンション事業部で感謝祭のお誘いを受けていた。でも、その日は長男の高校の文化祭でもあった。高校への通り道に感謝祭会場があるので、寄り道。ついでに、銀行に提出する書類も大阪さんに渡せばよい。

 感謝祭は、三男(小学校6年生)の好きな焼き肉もある。お祭り会場に到着して、大阪さんにあって、社長さんにもいきあった。「まぁ、今日は、何もかも忘れて楽しんでください」と、いつもの社長。

 ぐるりと会場を一周したのだが、なぜか、三男を誘っても車から降りてこない。なぜだろう。その時は、何だい御機嫌斜めかよ・・ぐらいしか思っていなかった。返りによれたら寄りますからと、高校の文化祭へと向かった。

 結局、感謝祭はそれきり行かなかった。ま、高校の文化祭が意外に面白くて長くいたのが一つ、それと、三男のことが引っ掛かっていたからだ。なぜ、あのとき車から降りなかったのか・・・。

 後でわかったのだけれど、この数週間、お父さんの悩む姿をじっと見ていたように思える。そんな中で、お父さんを悩ませている、不動産業界の大きくて巨大な力みたいなものを感じ取って、それが怖いものに見えてきたのではないかと・・・・。

これは、小学校5年生のときに三男が書いた「セロヒキゴーシュ」の絵である。
あまりにもへたな演奏を聞いて苦しんでいる猫がいる。
そう、まるでお父さんが苦しんでいるように・・・・・・。


 もうやめよう、子供まで巻き込んでいってしまう。消えない不安と常に闘い、騙されないようにいつも人間の裏側を観察する。こんなことが、一生続いて行くに違いない。

 土地を売れば、それで終わりだ。資産はなくなるけど、息子たちの未来に投資できればいいじゃないか。よし、土地を売ろう。賃貸経営なんて考えるな、もう終止符を打とう。


 27日に大阪さんに、もう止めにしたいと話しをする。でも、なかなか引き下がらないんだよね大阪さん。一番安定した事業ですからとか、悩まさせているのは自分の力不足です(この言葉は今でもよく思い出す・・・・・)とか、融資の決定がでるまでは・・・・。みたいな感じ。

----- 2006年 12月11日記す -----

重要な判断材料

2005 - 10/22 [Sat] - 22:45

 ある日、ABC建設の春田さん(仮名)という人に出会った。椅子に座ると、ちょっと体を斜めにしてしゃべり出した。

 いや、その、変だっていうことじゃぁない。その姿がなんだか格好良くてね、いまでもその姿が目に浮かんでくる。話がうまいし、トゲがない、「この人、ほんといい人」って直感するんだよね。

 春田さんの話で印象に残っているのは、とあるマンションのオーナーさんの話。
  「やはり悩んでいたんですが、銀行の融資が決定したら決断されたんですよ」
  「ハァ、そんなもんなんですか」
  「銀行さんが、この事業は失敗しないと判断して融資決定をしたから、   というのが一番の理由になったそうです」
  「なるほど・・・・」

 この話は、いつも頭の中にあった。建設会社以外で事業性を判断してくれるから。それは、相談相手がいない自分にとっては、けっこう重要な判断材料になる。

 もちろん、春田さんに出会えたことがこのマンション建設決定にも大きく影響している。

----- 2006年 12月11日記す -----

世を渡る術

2005 - 10/21 [Fri] - 21:42

ある日、ABC建設の東村(仮名)さんという女性に出会った。今でも、いや、いつまでも心に残る話しをしてもらった。
 
 ある講演で聞いた話しだという
 「この世の中を生きていくための強さを男と女で比べた場合、男を1とすると女は幾つぐらいになるでしょう」
  「ぅ~ん、10、いや20ぐらいかな」
  「ぃ~え、1000なんです」
  「せ、せ、せ、1000ですか!!」
  「そうです、女は男より1000倍強い
  「ぅ~む・・・・・」

 確かに、女って「この人を愛してる、この人と一生添い遂げる」なんていってさ、見も知らぬ異国へ嫁いでくるんだよね。まわりは誰一人他人なんだぜ。考えてみると凄いよね。それに、子供を宿して生めるんだぜ。これって、凄いことだよね。やっぱし。
 
女の術:2006年12月12日 nori
 池波正太郎の小説によく出てくるセリフ「女とは不思議な生き物よのぉ~」って、鬼平が最後に言うんだよね。女は、本能的に?世の中を渡り続ける術(すべ)を知っているし、実行できる。男なんか、母ちゃんに逃げられたらヘナヘナ~になって、ボロボロ~になって、野垂れ死にってことになる・・・・・。
久々に、女性の絵でも書いてみよう。(マウスだけどね)
(ぁ、この絵は東村さんとは全然関係ありません)

  この話を聞いたせいか、東村さんの体に鋼(はがね)が入っているように見えてきた。そして、ピシャー、キャシャーっと(表現が変だけど)して、凄く格好良くて、凄く魅力が増してくる。

 あとで良く名刺を見ると「取締役」「ゼネラルマネージャー」・・・・ぅ~む、やっぱし違うんだよね。こう伝わってくるものが。肩書きだけじゃないんだよね、やっぱし。ま、肩書きってのは後から付いてくるんだろう。


 賃貸経営をしてもしなくても、こういう人に出会えた運命に感謝したい。

と、思える余裕?はこのころの自分にはなかったのである。

----- 2006年 12月11日記す -----

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この話を妻にしたら、さらに1000倍強くなってしまったような気がする。
良かったのか、悪かったのか・・・・・。

悩む日々

2005 - 10/20 [Thu] - 21:39

あいかわらず悩んでいた。来る日も、来る日もだ。 次々襲ってくる終わりなき不安。一つでも、リスクの回避の方法を考えてみる。賃貸経営の本も、さらに2冊ほど読んだ。

 素人は危険すぎる・・・この素人という言葉がやけに心の中に残り悩ませる。

 このころ、賃貸経営の本ばかり読んでいたがこのようなお金の本を読んでいたら、もっと、早く決断できたかもしれない。なにしろ、資本主義の世の中のことがわかっていないんだから、お金の使い方、お金を得る方法、その生き方のことを知るのが先に必要だった。賃貸経営の本を読むのはその後でよいと思う。

 銀行からの要求で、源泉徴収票や土地の名寄せ帳のコピーが欲しいと連絡が来た。いろいろと審査をしていて必要なのだろう。
 妻曰く、
 「ほんとに審査に通るの?」
 俺、
 「うちらの収入はあまり関係ない、賃貸経営の条件が良くて担保があればよいのだよ・・・・たぶん」
 大阪さん曰く、
 「絶対大丈夫です、何も考えずお待ちください。当社の感謝祭にぜひ来てください」

 ABC建設には、何度も足を運んで不安を解消してもらおうとした。

----- 2006年 12月11日記す -----

面接と賃貸研究

2005 - 10/19 [Wed] - 18:51

今日は、長男の2次試験面接日。

わりと、口は達者のほうの気がする。
面接は大丈夫のはずだ。
ABC社長とも出会えたし・・・絶対、なにかプラスになっているはずだ。

大学の駐車場から長男を見送る。
スーツを着た後ろ姿が、やけに大人っぽく頼もしく見えた。
このスーツは、奮発して良いものを買ってやった。
ここ一番のときは、ビシッと決めてやりたい。
社会人になっても使えるはずだ。


東京、やっぱ、人が多いね。
賃貸物件なんて、我が家のまわりと星の数ほど違うくらい多いよね。
賃貸研究するには、もってこいだね。
長男の面接が終わるまで、賃貸研究だ。
連れてきてやって(付いてきた!?)正解だね。

ほへと建設とは終わったし、ABC建設とも終える予定だ。
そう、心で決めるのだが・・・・。

賃貸を見て回るのは面白い。
人々の生活、人生・・・を、いろいろ想像する。
これは、8月以前には考えられなかったことだ。
激写、激写。
ウロウロ・・・・通報されないように。

って、俺は、いったいなにやってんの・・・・。
揺れ動く自分がいた。

頭がおかしくなりそうだ。


ちなみに、合格発表は、10日後の29日だ。
めでたく合格すれば、さっそく入学手続き金を支払わなくてはならないのだ。(11月上旬)
この金は、金融公庫の教育ローンを借りる手続きをしている。
後は、合格通知があれば借りられるのだ。

----- 2006年 12月11日記す -----

ほへと建設最後の交渉

2005 - 10/15 [Sat] - 18:22

◆ 最後の交渉

 2005年(H17年)10月15日の土曜日、軽い食事をして地元のほへと支店へと向かった。約束の時間は午後1時である。助手席には、妻も乗っている。今日は二人で行くのだ。

 もう賃貸マンションなんて終わりにしたかった。まず始めに、ほへと建設と終わりにしたかった。果たして、今日、もうこれっきりとなるのだろうか・・・・・今日で最後の交渉となるのだろうか。

 「はぁ~~」
 ため息をしているうちに、ほへと支店へと到着した。


◆ !ここで何をしてるの?

 ほへと営業マンさんといろは支店長さんと挨拶をして、いつもの2階へ通される。そして、いつもの机がある。そして、いつものメンバー・・・・・・。じゃぁ、ない。

 ふ、副社長!まさか、副社長がいるとは・・・・聞いてないよ。
 「先日は遅くまでありがとうございました」一通りの挨拶を交わす。

 さらに、もう一人大柄な人物が営業スーツを着て立っていた。よく顔を見たら・・・・・ぁ、あ?
 「ここで、何してるの?」と、思わず声が出てしまった。

 そこにいた人物は、山上(仮名)という高校時代の同級生であった。山上は、山上土建の息子で理系の大学へ進学した。たまにある同級会やちょっとした仕事先で行き会ったことがある。大学卒業後、ほへと建設に入社し、電気関係の事業部で今に至る。ほへと建設一筋であるが、このマンション事業部とは直接の関係はないはずだ。

 「いやぁ、noriがマンションを建てると聞いたので副社長と一緒に来たんだよ」と、山上。
 「・・・・・・いやいや、それはご苦労さん」 と、少々皮肉混じりに自分。
 「いやぁ、なんと、神様のお告げがありまして・・・・」と、副社長。
 副社長も心強いことだろう。

 話していると、自然に友達言葉になってしまう。今では、彼は電気系事業部の部長になっていて、それなりの風格が漂っている。副社長より年上だし、結構同等の立場?かもしれない。ため息ばかりついている自分が、ふと、情けなくなってしまう。

 そんな二人をじっと見つめている人物がいる。それは、いろは支店長である。その視線をヒシヒシと感じるのである。

 なぜ、山上がここにいるのか。それは、いろは支店長の策略なのである。9月の最初の頃だったかなぁ。山上という同級生がほへと建設にはいて、いまではたしか部長あたりになっている。と、話しをしたことがあった。

 副社長には、いろは支店長が女神に見えるかもしれない。お見事である、この話しがここに繋がってきて山上部長本人が目の前にいるのである。いろは支店長に、脱帽。


◆ そんなにしてまで

 そういえば・・・・ほへと支店長がいない。はてな?
 「ほへと支店長さんは、きょうは・・・?」と、尋ねる。

 「申し訳ないです、今日は全社の・・・・・・・・」ぇ~と、副社長がいうには、ほへと建設の皆さんが、どこかの(伊勢だったかな)、神社(お寺だったかな)に安全祈願、発展祈願、みたいな日なんだそうだ。

 だから、副社長はもちろん山上部長もその祈願旅行に行かなきゃいけないんだけどね。ま、ほへと支店長はそれに行ったので、今日はいませんってことだ。

 「祈願に行くより、noriに会うほうが大事なんだよ」みたいなことを山上が言う。
 「もうね、まずnori様のマンションなんですよ」みたいに言ったと思う、副社長。

 ほへと支店長は、なんだか、どうなんだろね。副社長に任せておけば大丈夫と思ったのか、それか、仲が悪いのか、それとも、「もう無理」だと思ったのか・・・・もう、わからないことだ。

 いや、まいったね。その、毎年行っている祈願祭みたいな旅行を中止にしてまで、そんなにしてまで、noriマンションの契約交渉に来たというわけ?しかし、こういうの困っちゃうよね、俺、弱いんだよね、こういうの。

 「いやね、もう、賃貸マンション自体を止めようかな・・・・ってね、思ってるんですよ」

 「今回は、nori様にはいろいろご心配やご迷惑をおかけしました。誠に申し訳ありません。」
 と、副社長、山上部長に頭を下げられてしまうのである。

 やばい、これはやばい、こんなん、断れるのか?ますます意気消沈、そして萎縮してきた自分がわかる。
 「はぁ~」思わず、ため息が出るのである。

しかし、となりに座っている妻は違っていた。


◆ 副社長と部長 41 

 じつは、妻は以前からほへと建設に対して不信感を抱いているようであった。なぜか、それがこの日はっきりわかった。

 妻の勤めている会社は、2002年にほへと建設が建設したものだ。その新築時の募集から妻は勤めている。自分が、その話しを最初に聞いたときは、ほへと建設がなんとも身近に感じ、心強く思ったものだ。

 「作って間もないのに、雨漏りするなんておかしいです」と、雨漏りのことを話し始めた妻。
 「ご迷惑をかけて申し訳ありませんでした」と、これまた・・・これ、基本形ですね。
 「建築物というのは、場所場所によってさまざまに違いがありまして・・・(略)」と、ご両人。
 「あの時は、すごく大変だったんですよ、製品はみんな濡れてしまうし!」 興奮気味の妻。(°.°;
 「申し訳ありません」
 「それに、あのぐらいの雨で漏れていたのでは、今後不安でしょうがないです」

 てなことが暫く続いたと思う。
 ぉいおい、そんなふうに言っちゃっていいのかよ・・・・みたいなことを。
 妻はガンガン攻め続けた。
 そして、
 「土地を売るときには、いろは支店長さんお願いします」
 なんだか、すべてが妻の迫力?に圧倒されていた。

 自分は、このやり取りを肩をすぼめながら聞いていた。
 まるで、そう、借りてきた猫みたいに・・・・ため息をつきながらね。

ま、最後は「言い過ぎました」みたいなことを妻が言って終了になりましたけどね・・・。


◆ 1000倍強い

 最後に、最終図面を見せてもらった。その時は、ほへと経理マンさんもとなりの部屋から来ていた、いつものように待機していたようである。しかし、その図面を見る気も失せていた。それは、全員が察している。もう駄目だと・・・・。図面は、持ち帰ることもせず机の上に置いたままその部屋を後にした。

 外で、いろは支店長さんに「また伺うのでよろしくお願いします」と話しをした。もちろん、土地を売るためである。ほへと支店から出るときは、いつものように全員がお辞儀をしてくれた。

 「終わったよなぁ、これで、終わった」
 「そうね、私が悪者で終了・・・で、いいよね」
 「ぁぁ、母ちゃんは偉いよ」 いや、俺より1000倍強いのだ。

 後は、ABC建設さんとどうなるか・・・・なのだが。
 とりあえず、長男の2次試験(面接)を無事終えさせることに専念しよう。
 面接はもう4日後に迫っていた。

----- 2006年 12月11日記す -----

ほんとのため息・業務依頼書・青空

2005 - 10/13 [Thu] - 23:20

----- 2006年 12月06日記す -----

ABC建設マンション事業部は妻は初めての場所だ。
雰囲気が好きなので、自慢したい気持ちもある。
妻が好きかどうかは、今でも定かではない・・・・。

大阪さん、町澤さん、宮上さん、いつものメンバーである。
この時点で、大方のマンション図面ができあがっていた。

駐輪場、外物置、インターロッキング、アプローチ看板、植栽、庭園灯。
自分の希望通りのマンション図面である。


 しかし、賃貸経営への不安は大きい。一つずつ皆さんは答えてくれてリスクへの不安は消してくれるのだが、次から次へといろんな不安が思いつき押し寄せてくる。

 妻に言わせれば、ほんの些細なことに聞こえるらしい。そうなると、自分の器の小ささみたいな・・・・自分を追いつめていくようになる。リスクはつきものだド~ンといけ、イヤ何を言っているもっと慎重になれ。交互に自分を責め立てる。そのたびに、大きなため息が出る。

 不思議そうに、町澤さんが言った。
 「noriさん、先ほどから大きなため息ばかり・・・。」
 ぅ、そういえば・・・ため息をつく前に必ずスーっと息を呑み込んでいることに気が付いた。こんなため息は初めてだ。これが、ほんとのため息なんだろう。きっとほんとに芯から悩んでいるんだ、自分は・・・。
 「はぁ~」大きなため息をもらした。
 「ほら、また」と、町澤さんてジ~っと人の様子を見ているんだよね。行動心理学っていうのだよね、自分は見られている・・・・でも、町澤さんならいいかな。

 「だからね、もう嫌なんだよね。来るときに妻と話ししたんだけどさ、やっぱし、土地売ろうよってね。こんなにため息を付かなくても良くなると思うんだよね」

 妻と一緒に、こんなに悩むのはいやだ、土地を売る、もうやめる、原点に戻るんだ、と話し続けた。この時、3人がため息をついたかは定かではない。



 社長は大阪さんたちと話しが一段落した?ときにいつも現れる。社長と挨拶をすると、心が安らいでしまうから不思議だ。こう・・、なぜか安心してきちゃうんだよね。

 社長はある本の話しをし始めた。「人は仕事で磨かれる 著:丹羽宇一郎」という本。
  4000億円の処理をすることになったらしい。決断するのに2ヶ月考え、食事がとれなくなって相当悩んだようで、へたをすると100年以上の歴史を持つ会社を潰すことになってしまうかもしれない。

 最後に決断したのは、ゴルフ場で空を見上げたら、真っ青な空に雲が浮かんでいて、それを見たら「うれしさ」を感じ「よし、やろう。もう変えないぞ。」と決断した

 という話しである。すがすがしい青空か・・・・。確かに、今年は秋の空なんて見ていないような気がする。8月の末から見るものと言えば賃貸マンション・アパートばかりだ。

 社長は、たたみかける。
 「どうですか、noriさんも仮契約書に印鑑付いて、明日から、青空を眺めて気を楽にしてください」

 社長は、業務依頼書を机の上に出すように大阪さんに促す。社長のはやい決断にいつも「ぇっ?」と慌てる大阪さんである。わさわさと、業務依頼書を広げ、一通り説明してくれる。

 仮契約書のことは、何度も聞いていた。ここで、仮契約してもいつでも止めることができる。普通は、ここで100万円程度の契約金を支払うんだけど、そんなお金はない。よってゼロ円でOKという具合だ。

 ほへと建設の場合は、この仮契約書で引っ掛かった。まるで、本契約の内容だったからだ。(契約書そのものも流用品?)でも、ABC建設の場合は「業務依頼書」というもので仮契約を結ぶ。これは、銀行の融資が受けられなければ業務依頼は無効になるし、銀行の融資が決定しても自分が「よしやろう」と言わなければ何もことが進まない。
 
  社長はさらに、
 「とにかく、この業務依頼書がないと融資の依頼もできないので、まぁ、noriさん後は私たちに任せて、融資決定までのんびりしてください」
 
 ま、こんなようなことをもっと実際は時間かけて言っているんだけど。だんだん、社長と話ししていると先に進みたくなっちゃうんだよね・・・・。それに、ほんとに融資の許可が出るんだろうか・・・・わりと興味があるんだよね。
 
 「でもね、譲れない条件がある。それは、連帯保証人は家族だけ。ようするに、妻だけ。自分や妻の親兄弟は駄目ですよ。」家族以外の人間に、こんな心労をかけたくないからだ。

 「たぶん大丈夫だと思いますよ。noriさん先に進みましょう。」と、言ったような気がする。

 妻の顔を見る。
  「印鑑持ってる?」
  「持ってるよ、三文判だけど」
  妻もその気になっている!?ようだ。
  「よし、決断だ」

 というわけで、「業務依頼書」に署名と印鑑を付いた。一度決断したら、サッサと署名しちゃうもんね。大阪さんが高級ボールペンを貸してくれた。さすが、書き味がイイ!印鑑付いてOーKー!

 計画では、とんとん拍子に話が進めば、平成18年1月着工で6月には入居開始となる。

 帰り道、
  「なぁ~んだかなぁ、印鑑付いちゃったよなぁ」
  「そうね」
  「あの、社長と話しするとこうなっちゃうんだよ」
  「ぅふ」
  「やっぱ、かなわないよな・・・・プロにはさ、な、ましてや、一人ではどうにもならんのよ」
  「そうね」
  「はぁ~~~」
  「また、ため息だね」
  「ぁ~」
 すでに、11時に近い時間だったと記憶している。

 とりあえず、印鑑を押して楽になったようなならないような。別に不安が解消したわけではない。ただ、楽になりたかっただけだ。ま、まだ幾らでも止めることができるのだから。果たして青空を眺めることができるときが来るのだろうか・・・・。

 明後日、ほへと建設に行く約束になっていた。妻も一緒に行くことになっている。一人では、太刀打ちできないだろう。それを察してか、妻も同行を決意したようだ。今度こそ、最後になるだろう。

 そして、来週は長男の2次試験(面接)が待っていた。

原点に戻ろう

2005 - 10/13 [Thu] - 20:00

----- 2006年 11月29日記す -----

朝、どうしても起きられない。
やはり昨日の晩はきつかったに違いない。
薬を飲んで強制睡眠して3時間ほど寝たと思う。
睡眠が足りない。
起きて40キロの道を会社に行く気がでない。
意を決して、会社へは午後から行くことにする。
暫くは、とにかく寝るのだ。

今夜は、妻と一緒にABC建設に行くことになっていた。
なんだか一人では寂しかったからだ。
一緒に考えてもらいたかった。
それに、疲れていた。
身も心も・・・・って、感じである。

妻が子供たちの夕飯の用意をすませ、7時半ごろ自宅を出た。
8時に行くと言ってある。
車の中でいろいろと話しをした。
ふと、思った。
助手席の妻に言った。
「もうやめようか・・・、原点に戻ろうか」
「原点?」
「そうだよ、土地を売るのさ」
「そうね」
土地を2/3売ってさ、トラクターを買うんだよ、
 土いじりして、老後は花や野菜を作るんだよ」
「ぅふ」
「一人大学に行かせれば十分だよ」
「まぁね」
「こんなに悩まなくてもいいしさ、もぅ・・・止めようよ」
「そうだね、やめよう」
「よし、原点に戻ろう」

そして、大きなため息をつきながらABC建設マンション事業部に到着した。
賃貸マンションなんて止めようと決意していた。

しかし、この夜・・・・・なぜそうなるの?

ほへと建設の副社長と会う

2005 - 10/12 [Wed] - 23:22

----- 2006年 11月24日記す -----

◆ 高速からの夜景
今夜は「ほへと建設」の副社長に会う日。
いろは支店長と打ち合わせて、ほへと建設本社近くの支店で落ち合う。
そして、いろは支店長の運転でほへと建設本社へと向かった。
夜の高速を女性に運転してもらうことなど久しぶりの経験である。
高速から見える夜景が綺麗だ。

本社に着いたのは約束の10分ほど前の7時20分である。
大理石の床の玄関を通り、大きなガラスの向こうに見える庭園のある応接間に通された。

◆ ほへと営業マンさん再び
いろは支店長さんが言った。
「noriさん、ほへと営業マンさんが同席したいって来てるんだけど、いいでしょ」
「ぇ、そうなの」
「ぁのね、ほへと建設の副社長さんと同席して営業できるなんてチャンスはないから、ぜひ、同席して勉強したいんですって」
「そういうことですか、自分は全然かまわないですよ」
さすが、ほへと建設の営業マンと思った。

暫くして、ほへと営業マンさんが入ってきた。
あいかわらずビシっと挨拶をしてくれる。
「勉強家ですね」
「ありがとうございます、よろしくお願いします」
副社長さんは先客の応接で少し遅れるという。その間、3人でいろいろと話しをした。
ほへと営業マンさんは、契約書の件でひどく怒られたらしい。
ほへと営業マンさんは、じっと奥歯を噛み締めているといった顔の表情である。
言葉少なであるが、深く自信を見つめ直している気がする。

◆ 副社長
中肉中背といえばいいのだろう。
年齢は自分より若い、ABC建設の社長と同世代かと思う。
偉そうな感じでもない、普通の気さくな人物である。
テレビコマーシャルの打ち合わせを隣の部屋でしていたとのこと。

一番最初に「誠に申し訳ありませんでした」と、いきなり3人で頭を下げられてしまった。
これには、恐縮した。

そして、自分が集めた資料(写真)も見たのであろう。
この地区一帯のほへとマンションを一通り見て回ったのだそうだ。
自分が不思議に思った、例の「白華現象」の疑問に対応するためだという。
これには、なにか原因があったらしい。
自分のマンションにはその対策をしてくれるので白華現象は起きないという。
これは思いがけないこと・・・・、なんだか一段と良い「noriほへとマンション」ができあがるような気がする。
(けど、今までのマンションはほへと建設としてどうするの?という疑問もあるのだが・・・)

◆ 見えないこと
副社長さんに言った。
「自分は、ほへとマンションは好きなんです、デザイン的にも、ステンレスのトヨもね・・・。コストをおさえるための工法も素晴らしいと思うんですよ」
「ありがとうございます」
「それに、この本に書かれている副社長さんの言葉もとても共感するんです。でも、実際のほへとマンションや最前線からは、副社長さんの想いが伝わってこないんです、見えないんです」
「申し訳ありません」
「いえ、あの、こちらのほへと営業マンさんは頑張って一生懸命で勉強もしていると思います。でも、ほへとさんが大きくなり過ぎちゃったのかなぁ・・・・なんだか、副社長さんの想いと同じほへと営業マンさんの声がなかなか通じないような気がするんです。」
なんてふうなことを喋ったと思う。

◆ 我が想いを語る
自分は儲けは二の次、緑や花に囲まれた、マンション。
そんなことを語る。
(あいかわらず、事業性は欠如しているのだが・・・)

結局、もう一度プランを練り直してくれるという。
今度は、副社長じきじきのプランだから期待できるかもしれない。
次の土曜日に、又、会う話しになってしまった。

まてよ、今日、自分はいったい何にしに来たんだっけ・・・・・。
『副社長に会ってみたい』ということだったなぁ。
って、まんまと相手の術中にはまってしまったのか?

無理もないよ。
だって、一人だからね、俺一人だもん、相手は巨大な不動産業界だもの!
結局、決断は俺がするんだから・・・・。

◆ 帰り道
もう、10時をまわっていた。
夜の高速の車内でいろは支店長に言った。
「ABC建設さんの、若いパワーは驚異なんじゃない?」
「ぅ~ん・・・」
否定はしなかった。

いろは支店長とABC建設がくっついていたら、自分の理想の不動産ができあがる。
でも、それは無理なこと。

◆ 妻のため息
高速に乗る前に、携帯にメールが入る。
『どうなってるの?まだ帰らないの』
話しが長くなる自分のことはわかっているはずだけど、心配なのだろう。
それに、わりと、ヤキモチのところがあるんだよね・・・・。
(俺を信用しなよ)

家に帰ってだいたいの話をする。
妻は思わずため息・・・・。
「今夜で、ほへとさんは終わりになると思っていました」
「そ、そうだよな、自分も、又、検討することになるとは思わなかったよ」
「ふぅ~」
と、自分もため息をするのであった。
もう、夜中の1時をまわっていた。

久々に聞く「愛情」という言葉

2005 - 10/11 [Tue] - 19:00

---- 2006年 10月30日 記す ----

たぶん、自分が悩んで苦しんでいるのが小学校6年生の三男坊には分かるんだと思う。当時の日記(別のブログ)に、こんなことを書き残してある。


◆ 久々に聞く「愛情」という言葉・・・・・・・・

三男が、お母さんと一緒に部屋に入ってきた。
恥ずかしそうに、むずむずしている。
自分では、言いにくくて言えないらしい。
何か、おねだりだろうか・・・パソコンが欲しいとか?

母:「昨日の夜、考えたんだって。」
父:「何を考えたんだい。」
母:「お父さんは、いろいろ考えている。」
父:「ふむふむ。」
三: お母さんの後ろでモゾモゾ・・・
母:「お父さんは、家の大黒柱なんだって。」
父:「なるほど。」
母:「他のみんなも、柱なんだって。」
父:「ふむふむ、なるほど。」
母:「だから・・・・」
父:「だから?」
母:「だからね、一つでも欠けてはいけないんだって。」
父:「・・・な~るほど。」
母:「そしてね・・・・。」
父:「そして?」
母:「その家の中にあるものはね。」
父:「・・・あるものは?」
三: モゾモゾ・・・モゾモゾ・・・・
母:「愛情、なんだって。」
父:「ぉお~、愛情・・・・・。」 ・・・(T^T)

 このところ、長男の大学進学資金繰りでいろいろ考えていたせいであろうか。先週、我が家はこんな感じの家計状態で、先行きこんなふうに考えている。と、いうようなことを「家族全員集合なり!」の号令とともに1時間ほど話しをした。何も心配はないと・・・・。

 「愛情」という言葉を、現実の世界で久々に聞いたような気がする。人を信用することは、今の世では難しい。が、人を素直に信用できる自分でありたいものだ。

 そんな、自分はこの家族の中にいると確信したい。
父:「ありがとう。」素直に言ってみる。
三:「ぅん。」モゾモゾモゾモゾ

さぁ、寝よう。
疲れを取って、明日も家族のため、そして自分のために、頑張るのだ!

☆彡 我が家族 ☆ミ

我が家族の運命はどうなるのだろうか。
思いっきり、自分の背中に背負っているような気がしていた。

いよいよ、ほへと建設副社長に会う日がやってくるのである。
でもね、少しワクワクしていたんだよね。
自分が優位に立っているせいなのかもしれない。
でもね、社長さんと呼ばれる人と会うのは好きなんだよね。

EFG建設の家賃保証

2005 - 10/11 [Tue] - 17:00

ある日の夜、午後6時半頃であっただろうか。もう秋であったので、外は真っ暗になっていた。
 「お父さん、お客さんだよ」
 「誰?」
 「ぅ~ん、なんとか建設とか・・・良くわかんないけど」
 「(・_・?)ハテな」

 玄関に行くと、男性がたっていた。歳は40いくかいかないかぐらいかな。イヤ、もっと若いかも知れない。自分の顔を見るなり、頭を下げ挨拶をした。
 「夜分遅くにすみません、わたくしEFG建設の長田(仮名)と申します」
 「ぁ~、EFGけんせつさん」
 EFG建設と言えば、賃貸の仕事(暮らし)をしていない自分でも知っている。少し道を走ればすぐに目に付く、大手のアパート専門?建設会社である。
 「nori様のお土地にアパートを建設するというお話を聞きまして・・・・」
 この長田さん、両手をお腹のあたりでモジモジしながら必死で話す。なんだか、人は良さそうに思える。多分一生懸命この仕事をしているのだろう。
 「ぁ、そう。良くわかりましたね」
 「ぇ~、実は大沢さんからnori様のことを聞きまして」
 「あっ、大沢さんですか?」
 大沢さんというのは、会社の同僚から紹介されて半月ほど前に、賃貸アパート経営について、相談に行った(9月24日:やめたほうがいいですよ)人である。
 「はい、大沢は私の友人でしてnori様のお話を聞きましたので、ぜひとも、私どもも今回のお話のお仲間に入れていただきたいと思いまして、今回お邪魔させていただいたしだいです」
 「なるほど、大沢さんのお友達ですか・・・・ま、上がってください」
 「ありがとうございます」

 ここで、彼をなぜ招き入れてしまったのか、うまく説明できない。このころは、ABC
建設さんにアポを取ったころだったと思う。ほへとマンションだけでなく、賃貸の情報に飢えていた、自分から求めるのではなく、こうしてやってきたんだから聞いてみたいと思った。

 それに、人が良さそうだったからね。これは、直感だ。不振な人間は、なんとなくわかる、それは目と、その人物が醸し出す雰囲気。でも、ほんとの詐欺師は叶わないと思うけどね。

 部屋に入り、彼は両手を膝の上でモジモジさせながら言った。
 「じつは、nori様には『帰れ!』と怒鳴られると思っていました」
 「ぃ~え、そんなことないですよ」
 「どうも、ありがとうございます」
 そういって長田さんは、EFG建設の説明を始めた。EFG建設は、なんといっても一括借り上げ制度(家賃保証)が特徴である。共済会なるものがあって、そこには100億単位の資金が用意されているそうな。そこから、毎月決まった賃料が支払われるということだ。空室を心配する必要がない。

 この一括借り上げ制度(家賃保証制度)はうまく利用しないと、やばい。どんどん、家賃を下げられてしまうおそれがあるらしい。プロとそんな駆け引きはごめんだ。それに、EFG建設さんの主力は鉄骨アパートである。20年後には、ボロボロになるに違いない。その修繕はどうする、建て替えするほどの資金があったほうがよいだろう。それこそ、負債は20年以下で回収すべきだと思う。無一文の自分には、家賃保証だけのリスク回避では駄目だと思う。

 「そうですか、でもね、自分はRC構造と決めているんですよ。それにね、根本的な問題・・・つまりね、こんなこともうやめようかなぁって思ってるの。」
 「いや~、noriさんそれはもったいないですよ。この立地なら絶対に安定収入できますからね。それに、私どもでもRCをしております」
 「ぅ~ん、せっかく来たんだから話しだけ聞いてんだけどね」
 「ぜひ、あの、見積もりをさせていただけませんか」
 彼の、すごく必死で懇願する仕草がなぜか親近感を覚えてしまう。これも、一流の営業テクニックだろうか。どんな見積もりがでるのか興味を持った。
 「良いですよ、見積もりだけでしたらいくらでも」
 「ありがとうございます。それで、私どもが測量とかしても良いでしょうか」
 「もちろんですよ、あの土地はまだ誰のものでもない、自分のものですからね、いくらでも測量しても良いですよ。」
 「それでは、2週間ほどで資料を持ってきますからよろしくお願いします」
 『ぇっ?2週間もかかるの?』と、言いたかったけどやめた。きっと、本社が県外にあるからだろうか・・・、いろいろ手続きがいるんだろうね。彼は、持ってきた資料を置いて帰っていった。

 それにしても、相談に行った大沢さんがこんなに簡単に他人にを話してしまうのだろうか?保健関係の仕事しているプロなんだから、個人情報ぐらいのことは頭の中にあるはずだろうに。

 後日、会社の同僚にこのことを話してみたところ・・・・。
 「ぁ~、そのことは知ってますよ」
 「ぇ?」
 「大沢さんがね、noriさんはその後どうなの?っていう話しになったので、やりたいみたいだよって話したんですよ」
 「へぇ~、そうなの、そっか、お友達付き合いしてくるから良く行き会うんだっただね」
 「ぅん、そうか~、じゃぁ安心一括借り上げ制度を勧められる友人にはなししとこうかって言ってたんですよ」
 「ぁ~、そうだったんだ」

 ここで、同僚との話は終わりになったが・・・幻滅した。まぁ、同僚はよくわからないところもあるから「一括借り上げ制度」なら安心だと思うかもしれないが、かつて、不動産の仕事をしていた大沢さんにしては、少々、いや、大部おかしなことを言うもんだと思った。アパート経営は素人が手を出すものではない、それより、健康にこつこつ働いて老後の生活設計をしっかりした方がよいと言っていたのに、「一括借り上げ制度」だけですべてがのリスクがなくなるとでも?

 ある人(不動産関係の人)がいうには、そうやって紹介してうまく契約できれば、少々のマージンがもらえるみたいなことがあると・・・・・・、ま、大沢さんは善意の気持ちで自分を紹介したと信じたい
 
 その後、このEFG建設の長田さんは事あるごとに顔を出すのであるが、自分に丁寧に断られ続けるのである。人はいいと思ったけど、なにせ、EFG建設の看板背負っているからね。社長命令で「絶対取れ」みたいなことを言われていたらしい。そうなると、どうしても無理がきちゃうんじゃないかな、話しの節々に他社の悪口が出てくるんだよね。他社の悪口いっても、しょせん駄目だと思うよ。

妻から見た両社マンションの違い

2005 - 10/10 [Mon] - 18:00

---- 2006年 10月30日 記す ----

 道を挟んで、ほへとマンションとABCマンションが並んで建っているところがある。ふたつとも2DKのファミリー物件である。タイル張りの外観で、バルコニーの向きは東側、エアコン付き、等々、ま、よく似ているのである。

 違う事と言えば、ほへとマンションは丸みを帯びた建物、ABCマンションは直線を基調としたキューブとでもいえばいいのかな。バルコニーは、ほへとは全部タイル張りになっているのに比べ、ABCはガラスがはまっている。

ある日の午前、両方の建物は秋の太陽に照らされて物哀しげに?淡く光り輝いていた。両方のマンションを見ながら助手席に座っている妻に聞いた。
 「こうやってみるとさ、やっぱし、ほへとマンションのほうがいい感じだよね」
 「ぅ~ん・・・・」
 最近まで、ほへとマンション、ABCマンションなんて知らなかったし、よくとおるこの道もこんなふうに見ることはなかったことだろう。妻も自分に巻き込まれて別の世界に入り込もうとしている。
 「ほら、ほへとマンションのほうが丸みを帯びていて、なんだか高級感があるじゃん」
 「そうなんだろうけど・・・・私はイヤ
 「・・・・なんで、どうしてなの?」
 「ABCの方が、暖かい(温かいと書いた方がいいかな)もん」
 「ぇ、 あ・た・た・か・い!?」
 「そう、温かいの」
 自分は、少々ガ~ンとショックを受けた記憶がある。
 「ぁ~、あたたかい・・・なるほど、そういう見方もあるのか
 それからと言うもの、徐々に直線を基調としたキューブ型?のABCマンションの姿が、ほんと、好きになっていくのである。

 妻がほへとマンションと比べてABCマンションが「あたたかい」と言ったのは、ほへと建設に少々の不信感を抱いていたのも一因にあるのかも知れない。そのことがわかったのは、自分がほへと副社長と会い、さらにその数日後「ほへと建設の幹部」たちと妻が会ったときの話しの中で、ふと思ったのである。

ABCマンション見学

2005 - 10/10 [Mon] - 17:00

-------- 2006年10月30日記す ------

 朝十時に出発した。大きなワゴン車である。大阪さん、宮上さん、妻と長男と三男が一緒に車に乗り込む。最初は近くのABCマンションに行く。

 そこは、芝生があるマンションだった。オーナーが一室に住んでいて、芝生を手入れしているのだという。このオーナーはすでに悠々自適?の生活をしているのだろう・・・。その芝生の上を、長男と次男が何か話しながら歩いている姿がなぜかマブタに焼き付いている。

 高速に乗って、見学会をしているマンションへと向かう。建物はほとんど完成しており、一室だけ全て完成しているものだ、一室だけ作るのは、これがまた大変なんだよね。待ちかまえていた監督さんに、床下や天井裏も見せてもらう。配管や電気配線は綺麗にまとまっている感じがした。ひどい現場になると、天井裏なんて見せられない代物だからね。

 妻は、ホヘト建設の室内を見ているから、内装や設備の違いがわかるはずだ。後で聞いたところ、キッチンは十分満足した設備に感じたそうだ。自分が見ると、ホヘトマンションよりはグレードが一段下がった物に見えてしまうのだが・・・・。

 さて、再び高速に乗り戻ってくる。昼食の時間だ、どこかでご馳走してくれるという。三男にとっては、これが本日のメインイベントなのである。

 そこは、老舗の割烹料理店であった。ABC建設が手がけた建物なのだそうな。かなりの高級なお店である。中にはいると、和服の女性が2階に案内してくれた。

 和室の綺麗な部屋だった。暫くすると、お膳に美味しそうなご馳走が次からつ意義へと運ばれてきた。町澤さんや大阪さん、宮上さんが適度に子供達に話しかけてくれるので、楽しい食事が進む。三男もあまり緊張していないようで、十分にリッチなご馳走を堪能しているようだ。

 昼食をご馳走になって、ABC建設が手がける住宅の拠点?に案内される。ここは、前回少し見せてもらったところだ。エアバス工法と言われるもので作られたオーダーメイドの家々が立ち並んでいる。ま、分譲地のようなところなんだけど、その地区?全体が一つの街作りをするようになっている。

 と、モデル住宅から出てきた若い女性が道路を歩きながら説明してくれた。めのクリクリしたかわいい女性である。彼女は、このの土地の生まれではないが、山が好きでいろいろなところを旅していたという。そして、この土地に来たときに東と西のアルプスに囲まれたこの土地の景観に感動し、このABC建設に入社すると共にここの地に移り住んだという。

 家主さん達は、ガーデニングとか日曜大工が好きなんだろう。似ているような家に見えるが、良く見るとデザインや周囲の庭がそれぞれの個性があっておもしろい。『きっとお金持ちなんだろうなぁ・・・』と、思う。

 その街並みぐるりと一周したあと、三男と妻は家に帰ることにする。これからの時間は三男にとっては退屈きわまりないだろう。お昼が食べられて満足と言ったところ、ま、宿題もあると言うことだし・・・。

 そんな話を聞きながら、モデル住宅の中にはいると数人の若い社員と社長が出迎えてくれた。エアバス工法という建物で、四季を通じて呼吸をしているとか。暖炉があって、テラスがあって、吹き抜けもあって、木の香り満載、すごく気分がいい。でもね『高いだろうなぁ』・・・・・と、思う。

 南側のテラスのようなところに全員が座り、話を始める。あらためて、長男を社長に紹介する。以外に臆したところもなく普通に話をする長男である。あとから、社長から聞いたのだが、「あの息子さんなら大丈夫」みたいなことを言ってくれた。ま、社交辞令とも受け取れるが、まんざら、言い線行っているかも知れない。今日、長男を連れてきてよかった。絶対、面接試験にプラスになるはずだ。

 またもや、社長の街作りの話からの話から始まったと記憶している。そういうことがほんとに好きなんだろうなぁと思う。その後、前日にメールで送った質問を大阪さんが一つずつ回答してくれた。いま、その回答をここに書くのは面倒なのでやめにしておこう。ま、多分夜遅くまでかかったのかもしれない。誠意は感じられる。

 そして、ほへと建設の副社長に会ってくることを話する。ABC建設の社風や若いパワーは好感が持てるが、ABCマンションとほへとマンションを比べると、ほへとマンションのほうが好きな自分がまだいたのである。それに、副社長という人物に会ってみたいのだ。この時、副社長に会うということをABC建設のみなさんはどんな気持ちで聞いていたのだろう。自分では、あまり想像できないのである。

 この日、帰路に就いたのは午後4時頃だったと思う。この時点で、自分としてはABC建設さんはとても好きになったと思う。それは、ほへと建設では出てこなかった「街作り」とか、「自然とともに」とか・・・・・「土地活用」「資産有効活用」みたいなことは、この次に出てくる。という印象が残る。

 つまり、自分に歩調が合うんだよね。でも、建物自体は「ほへとマンション」が好きだった。

もう一度チャンスをください

2005 - 10/08 [Sat] - 17:14

----- 2006年10月9日記す -----

 2005年10月8日の土曜日、もう一年前になる。この日は、めまぐるしくて忙しい一日であった。午前中は、ほへと建設支店に行かねばならない。お昼頃には、ネット上で長男の志望大学の「一次試験合格発表」がある。それと、ABC建設の大阪さん宛に「質問メール」を出さねばならない。

◆ ほへと建設
 今日は、最後の「仮契約の日」期限日。今日印鑑を押さなければ、ほへとマンションはやめにする。朝、10時にほへと支店に到着する。いつものように、いろは支店長は先に来ており、ほへと営業マンさんと出迎えてくれた。

 2階の応接室には、ほへと支店長とほへと経理マンさんが待っていた。ふとみると、大きな机の隅には朱肉や分厚い契約書、仕様書?みたいなものがある。『仕様書をいまさら用意しても、だめだめ』と心の中で思う。

 暫く、あたりさわりのない世間話をして、お茶を飲む。お互いニコニコしているが、腹のさぐり合いみたいなものだ。相手の調子具合を見る。大きなため息とともに自分が口火を切った。

 「300棟15年の実績、全てお任せください、安心してください・・・・と言われるが、そのオーナーさんたちは、この仮契約書に疑問を持った人はいないのでしょうか?皆さん、そんなに簡単に印鑑を押してしまうのでしょうか?自分は、まったく別の世界、異質の考えを持った人の世界に足を一歩踏み入れようとしているのかもしれません。」

 みたいなことを、一気にまくし立てた。相手が、なんと答えたのかもう記憶にない。自分の言ったことをおぼろげに覚えているだけだ。
 
 「賃貸マンション建設はやめます。土地を売ることにします。自分には、とうていかなわない巨大な世界へは足を踏み入れません」

 この日ほへと支店長は口数が少なかったように記憶している。顔はニコニコだったが、あきらめムードのように感じた。若い、ほへと営業マン氏は肩をつぼめ支店長の顔をチラチラ横目で見ているだけ、何かを喋った記憶がない。たぶん、ほへと支店長は怒っているに違いない。ほへと営業マンはビビっているのだ・・・・と思う。

 ほへと経理マンさんは、支店長と誰々さんが土地を探している。みたいな、ことを話し始めたりして・・・・『やった、これでほへと建設とは縁が切れる』と、ふと思う。

 11時半頃、ほへと支店の玄関を後にする。いつものように、全員で見送ってくれた。これで、終わりだ。

◆ 一次試験合格発表
 家に帰る。少し緊張している。息をのむように、妻に聞いてみる。
  「どうだった?」
  「合格したみたい」
  『・・・・・・・・・・・・・・良かった。』
 安堵の後に、大きなため息が出た。

 「したみたい」ってのは、長男から聞いたからだ。今どきは、ネット上に自分の番号があるかどうかみるだけだから、パソコンを使えない妻は「みたい」になるというわけだ。とりあえず、一安心。

 でも、次は二次試験(面接)の難関がある。

◆ ABCマンション見学会で社長と長男の面接
 大阪さんに電話をして、ほへと建設さんとは仮契約は結ばなかったことを話す。明日はの見学会のことについて打ち合わせをする。午前10時出発で、お昼、午後から社長が再びあってくれるそうだ。

 そこで、一案。「長男も連れて行っていいですか?」ぜひというお言葉。長男は社長にあっても損はない、大学の面接試験に、絶対、役立つはずだ。社長と呼ばれる人間を良くみて見ろと長男に話しをする。その年で、こういう経験はそうはできないはずだ。このチャンスを逃してはいけない。長男と社長の面接だ!この機会(チャンス)から何かを得ることができないようであれば、大学の面接試験はうまくいかないだろうと思う。「行く」ということだから、少しは脈はあるだろう。

 「ついでに兄弟全員でも?」・・・・ぜひとのこと。おしかけてすみません。

◆ いろは支店長を訪問
 午後、いろは支店長に電話をする。ほへと建設とは縁が切れたが、いろは不動産、いや、いろは支店長とは縁を切りたくなかったからだ。それは、土地を売るときは「いろは支店長」に話しをすると決めていたからだ。これは、いろは支店長も分かっていることだ。

 だから、本当のことを言いたかった。嘘はつけないような気がした。これは、甘い考えかと思う。ほっとけばいいんだけどね。しかし、自分がそういう性分なのか、いろは支店長の魔力のようなもので「とりこ」になってしまい、縁を切れないようになってしまった・・・かもしれない。

◆ ぇ?副社長
 午後2時、いろは支店を訪問する。いつものように、満面の笑顔で迎えてくれるいろは支店長がいた。
 「ぅ~ん、今日は会ったときから『だめかな』って、顔を見て思いました」
 「そうですか・・・顔に出てました?」
 「noriさんは、嘘、つけませんね」
 「・・・・・・そんなことないですよ、自分は大嘘つきですから
 「ぁははは」支店長は、冗談だと思っているように笑う。(たぶん)
 「違うですよ、支店長、じつはね、ABC建設さんと話しをしているの」

 その時、支店の中を一瞬なにかが走っていったように感じた。11 たぶん、支店長が次の行動を瞬時に考えたのだと思う。ABC建設さんのHPを見つけたこと、社長にあったこと、かいつまんで話した。
 じっと自分の話を聞いたあと、いろは支店長はいった。
 「noriさん、もう一度チャンスをくれない
 支店長の顔は笑顔だったが、なんとも言えない凄い威圧感があったように記憶している、まだ、終わっていない、まだ、手がある、方法がある、何とかして・・・・ということだ。
 「チャンス?」
 「そうよ、ABC社長さんと会ったなら、ほへと副社長と会ってもらえない?」
 ?をつけたが、自分には!命令されているように聞こえた。
 「ぇ?副社長」

 ほへと副社長といえば、1ヶ月ほど前にほへと支店長からもらった本に登場する人物である。全国に独自の工法でFC展開する、とあるジャーナリストがほへと建設の凄さ偉大さを書いた本である。ほへと副社長は、ほへとマンションに自ら住んでいるという。その本の中で、賃貸マンション事業に対しての考え方を述べていて、自分も共感したものも幾つもある。でも、それが実際のほへと建設さんから感じられなくなってしまったのである。

 「その本に出てくる副社長に、会うことができるの?」
 「もちろんよ、私は個人的によく知っているから、副社長さんは、凄く気さくな人なんですよ、ぜひ、話しをしてください、ねっ、ね」 こんな口調だったと思う。
 自分は、社長と名の付く人物に会うのは好きだ。興味が湧いてくる。ほへとマンション事業を背負っている人物に会えるなんて、一生かかっても無いだろう。チャンスだ。
 「会ってもいいですよ、ぜひ会ってみたいですね」

 支店長の行動はすばやい、即、電話をする。本当だ、副社長とは良くお知り合いのようで、お友達言葉みたいな言葉も少し混じる。自分の名前も知られているようだ「noriさんの件だけど・・・」みたいに。
 『ABCさんが出てきましたー』
 電話口で支店長が叫ぶようにいっていたのを記憶している。

 その時、会う日まで決まってしまう。12日水曜日の午後7時半に本社。すばやい、副社長も忙しいだろうけど・・・・両人ともチャンスは逃さない」って感じだった。余談だろうけど、いろは支店長は、ほへと支店長には内緒にしてくれという。当日、副社長と会うのは、自分といろは支店長だけだ。ま、なにか内部的にいろいろと人脈の関係があるんだろうと、ふと思う。

 なんだか、ほへと副社長に会えるなんて夢のような話しだった。ここで、なぜ断らなかったのか、自分でもよく分からない。とにかく、こういう人と会ってみるのが好きなんだ。

◆ ABC建設へメール
 いろは支店から帰宅したのは、午後4時をまわっていたと思う。
 質問メールをまとめ、送信する。

------------------------ コピペ --------------------------------
大坂様

早々ですが、質問(要望)があるので記していきます。

1)建物修繕費は、自分で管理するということですか?
   (自分修繕費用ので預金通帳を作っておくとか。)
2)共益費で冬の凍結防止ヒータ電気代はまかなえますか?
3)税理士さんの費用はどのくらいかかります?(ABC不動産さんでしてくれる?)
4)強制換気装置なるものは付いています?(なんだか法的なものがあるとか)
5)考えられる空室率で収支表を作って欲しい。
6)結露防止の吹きつけ部分をもう少し詳しく聞きたい。(北と南の壁とか)
7)電柱からの引込はどんな感じになります?(1本電柱が立つ?)
8)引込は地中埋設可能?(景観へのこだわり)費用がかさみます?やはり、メンテ性が悪くなりますか?
9)西側の水田への影響(日影)は、どの程度でしょう?影響あり?(地主さんは、特に親しくはありません、草刈り時に挨拶程度です。)
10)業務依頼書で契約後、仮に近隣の反対等で計画が没になった場合、それまでの費用を支払う・・・みたいなことがあります?
11)一定修繕費は収支表に載っていないですが、どこに行きます?(ABC不動産さん?)
12)空室保証ってあります?(EFG建設さんは、これが一番の売りのようですが)
13)2LDK + 1LDK という建物は考えられます?(収支も含めて)
14)自転車置場は、スペース的(予算的にも?)に苦しいですかね。ないところや、あっても狭くて1回の階段の前にずらずらと止めているところがありますね。必要ないのかなぁ。
15)EFG建設さんは、管理料の中から草刈りまでしてくれるそうですが・・・少々驚きました。
16)他に、EFG建設さんとの違いが少々ありますが、又、それは明日にでもお話しします。

                  以上 よろしくお願いします。  2005/10/09
------------------------ ここまで --------------------------------
 (なんだか、今読むと細々と・・・・)
 
 とにかく、この日は・・・あっという間に時間が過ぎていったような気がする。んで、あっちこっちへと、風見鶏みたいな、ふたまたかけてるみたいな、嫌~な気持ちもした。反面、いろいろな人と会えることが嬉しいような気もした、チャンスを逃すなみたいな・・・・・・・・・・・・・・なに書いてんだろ俺。


◆ ぁ、EFG
 ほへと建設、ABC建設・・・・
 
 ぁ、EFG建設さんのことを忘れてた。

 それは、初めてABC建設さんに訪問する前の晩だったと思う。
 「こんばんは、夜分遅くにすみません」



 ・・・・・ぁあ~、疲れた。
 
 EFG建設さんのことは、別の日記に記すことにしよう。

ABC社長との出会い

2005 - 10/07 [Fri] - 18:09

---- 2006年10月1日記す ----

その夜は、雨が降っていた。仕事が終わり、高速を飛ばしてABC建設事業部に到着したのは、午後7時をまわっていたと思う。10月7日金曜日、明日は、ほへと支店に行かねばならない。さらに、長男の希望大学AO入試の一次発表の日でもある。自分はいったいなにをしているのか、なにをしようとしているのか・・・・ふと、ため息が出た。


◆ ABC建設本社
 ABC建設本社は、木造のマンション事業部と違って近代的?な建物である。ほへと建設本社とは比較できない?ほど、大きさが違う。玄関では、大阪さんや宮上さん町澤さんが出迎えてくれた。中にはいると、さらに従業員全員?が並んでいて、挨拶をしてくれた。

 「いらっしゃいませ。」
 「こ、こんばんは。」

 昨日のマンション事業部でもそうだったけど、こんなふうに挨拶されるのは、凄く恐縮至極。今日は、玄関に、わざわざ全員並んで待っていてくれているんだから、まるで旅館に来たような錯覚におちいる。輪になっている?階段を登り、2階の応接室に通された。


◆ 図面見直し案
  階段は、中住戸と妻住戸の間に要望通り変わっていた。ぁ、外物置が東側に移動している。はて?バルコニーの前に物置があるのはおかしいんじゃないの、みたいなことをいったと思う。

 入口の前庭は、インターロッキングにしてくれるという。『へぇ~、凄いなぁ。』インターロッキングなんて、ただの舗装よりとても嬉しい。そして、植栽も植えてくれるそうな。

 「いいですね~、植栽を植えるなら、やっぱし、うちの庭にあるんだけど、ぇ~と、名前が出てこないんだよね。妻なら、分かるんだけど・・・ぇ~と、春と秋に良い香りがする、木のような花のような・・・・」
 「金木犀じゃないですか?」と、町澤さん。
 「あ、そうです、そうです、秋になると良い香りがするのが金木犀・・・・、ぇ~と、春のは、ぇ~と」
 「ぇ・・・・・・・・」誰も分からない。

 そこへ、現れたのがABC社長であった。

◆ ABC社長
 「始めまして、遅れてすみません」
 「こんばんは、遅くに御邪魔しています」

 一通りの挨拶とともに、名刺をもらう。ABC建設とABC不動産の2つの名刺をもらった。自分より若くて、ハツラツしていて、輝いているように見えた。自分は今までわりと多くの社長さんと出会う機会があった。やはり、社長さんって違うよね、なんとも言えないオーラを発しているんだよね。(中には・・・・いたけど)ABC社長も、深いオーラを感じた。従業員とその家族を背負っている社長ならではだ。

◆ 街つくり!?
 「社長、春によい香りがする花の咲く木はなんですか?」 と町澤さん(だったと思う)
 植栽の話しから、金木犀の話しと分からない花木の話しをしていたと説明する。
 「ぅん!?沈丁花(じんちょうげ)だろ」
 「あ~っ、沈丁花」 全員で、納得。
 「まぁ、そんなの知らないの。駄目でしょう」と、ABC社長。
 こんな感じで、ABC社長との出会いは沈丁花と金木犀の話しで始まったのである。

 「nori様の土地はいいですね。・・街道からバイパスへ通じている素晴らしい道路があって、その道沿いにマンションを建て、地域のマンションとなって、マンションで街づくりをしましょう」
 みたいなことを話し始めた、ABC社長。話に乗ってくると、選挙演説で熱弁してるみたいな感じになる。『この社長、そのうち立候補でもするのかな?』ふと、思う。

 でも、聞いていて楽しい。「マンションで街づくり」なんて、初めて聞いた。わりと、カルチャーショック。自然に、図面にメモったのを記憶している。金儲けの話しはしない、なんだかピンときた。自分に歩調が合う感じがすると・・・・。
 「植栽でいっぱいにしましょう、一緒に街づくりをしましょう」
 自分にとっては殺し文句、みたいな・・・・
 「マンションで街づくりですか・・・・・、いいですね!」
 この時、自分の気持ちは、ABC建設、ABC社長に傾いていたと思う。

◆ 収支表
 ABC建設とABC社長の姿勢が何となく分かったような気がした。金儲けだけではない、まだ大事なものがある・・・・・ということ。住宅事業でもこの地域に溶け込んで行く姿勢があると思う、マンション事業でも同じだと感じる。

  とは、いうものの「収支表」を忘れてはならないのだ。本日のメインイベントである。すでに、9時近くになっていたような気がする。

・2LDK案
 建設費 7千995万8千円
 消費税  399万7千円
 工事中借入利息 46万2千円
  諸経費 483万8千円
---------------------------------
 総事業費 8千925万6千円

 2LDK(A) 3戸 × 賃料61500円 + 共益費3500円
 2LDK(B) 6戸 × 賃料64500円 + 共益費3500円
 (共益費 CATV1000円 + ゴミ収集1500円 + 共用部1000円)

 年間収入 723万6千円

 返済      423万円
 修繕費積み立て  43万8千円
 管理委託料    36万円
 共益費支出額   37万8千円
 建物固定資産税  62万2千円
 土地固定資産税   4万4千円
  ----------------------------
  合計      607万2千円

 差引:資金収支 116万4千円

 全額地銀から借入で返済は30年、金利は10年固定で2.5%、20年目から3.0%で計算

 実質利回り 6.39%  純利回り 1.38%

 これは、利回り少ない。ほへと建設と比べると、敷金・礼金はないし、2年毎の敷金収入も入ってこない、さらに、駐車場は2台とも無料だという。さらに、金利は地銀と信金で競合させるからまだ下がるかもしれないという。

 ぅ~む、年間110万代では、大学資金にはちと厳しい、金利も20年後3.0%というのも、どうなのか・・・・・・・・・、ハァ~~~~、ふと、ため息が出る。

・1LDK案
 建設費    7千329万6千円
 消費税      399万4千円
 工事中借入利息  43万8千円
  諸経費      718万8千円 (2LDKより不動産取得税が多い(40m^2以下))
---------------------------------
 総事業費    8千458万7千円

 2LDK(A) 6戸 × 賃料47500円 + 共益費3500円
 2LDK(B) 6戸 × 賃料49500円 + 共益費3500円
 (共益費 CATV1000円 + ゴミ収集1500円 + 共用部1000円)

 年間収入 748万8千円

 返済      400万9千円
 修繕費積み立て  40万1千円
 管理委託料    36万7千円
 共益費支出額   50万4千円
 建物固定資産税  56万2千円
 土地固定資産税   4万4千円
  ----------------------------
  合計      588万7千円

 差引:資金収支 160万1千円

 全額地銀から借入で返済は30年、金利は10年固定で2.5%、20年目から3.0%で計算

 実質利回り 7.25%  純利回り 2.07%
 
 へぇ~、1LDK案のほうが収入がいいね。年間160万円あれば大学授業料をまかなえる。でも、空室率は0%で計算してある。ほへと建設は10%で計算していたのであるが・・・・考えられる空室率の収支表も作ってもらうように依頼する。

◆ 決断
 とにかく、長期修繕計画案があるのが一番気に入った。それと、1LDKタイプも十分いける感じがしてきた。まわりは、ファミリータイプ物件が多いので競合も防げる。

 社長は、きのう見学してきたマンションにどのような人が入居しているか説明してくれた。要は、少々生活に余裕がある社会人が多いと言うことだ。

 決断できたのは、ABC社長が言った「街づくり」という言葉である。この時点では、まだまだマンション経営自体を決断できないでいたが、少なくともほへと建設よりは、マンション経営をするとしたなら、ABC建設のほうが良いような気がした。自分に、相性がよいと直感した。

 それと、二日間でこれだけの資料を揃えたのに驚かされた。ま、今考えるとナントカできそうなものだけど、当時、ほへと建設資料があまりにも少なすぎたこともあるかもしれない。

 社長曰く、「まだまだ、遅い」と言っていたのが記憶に残っている。

 「分かりました。明日、ほへと建設さんは断ることにします。でも、ほかのABCマンションも見てみたいのです。」
 「いいですよ、ちょうど他にも見学会をしているマンションがありますから」
 「よろしくお願いします」
 
 というわけで、明後日の10日(月曜日で体育の日)に他のマンションも見せてくれることになった。それと、いろいろ質問があるので、それをまとめたものをメールで明日中に送ることにして、当日に解答をもらうことにした。

 妻も一緒に行くことにする。朝10時に自宅まで迎えに来てくれることになった。

◆ 報告
 帰宅したのは、たしか0時をまわっていたと思う。妻に話しをする。なにせ、数時間のことを十数分で話さないといけないから大変だ。疲れているし。沈丁花と金木犀の話しから始まって、図面を広げたあと、妻に収支表を見せても、あまり分からないが、1LDK案には納得したようだ。

 風呂に入り、質問したいことをPCのファイルに少しまとめる。明日(土曜日)の午後に、送信することにしてある。そして、月曜日までにに解答を出してもらう。

◆ 明日は大学受検の一次発表日
 明日の10月8日は、長男の一次面接の合否発表なのである。これに合格しなければ次に進まない。さらに、午前10時には、ほへと支店に行く約束になっている。断らなねばならない・・・・ほんとは、電話1本で済ませればいいかもしれないが、やはり約束は約束・・・と思う。

 薬を飲んで、床につく。たぶん2時をまわっていたと思う。

2LDKと1LDK、2つの図面

2005 - 10/06 [Thu] - 22:00

(2006年9月16日記す)

◆ 2LDKの図面
1フロア3世帯の3階で合計9世帯、ほへと建設と同じである。
・だいたいの特徴
・人気の対面キッチン。
・図面の左側の部屋は、妻タイプと言って共用通路分広い。
・受水槽がちゃんとある。
・物置が最初から付けてある。(ほへとの場合はスペースがなかった。)
・駐車場は1世帯2台分あって、予備が2台で十分である。
・ゴミは自主回収とのこと、ごみ箱がある。
・標準仕様書なるものがあって、キッチンやドア、内装、フェンスや物置やら、みんな写真が載っている。こりゃぁ、ゆっくり後で見られるから良いね。ほへとの場合は、実物を見るしかない。
・問題点
階段が北側にあると、冬は雪が溶けない、氷になってしまう。
「階段は、真ん中にできますよ。」
「ぁ!?、そうなんですか、そんなに簡単に?」
「はい、すでにそういう建物もありますし。」
「じゃぁ、それの方がいいです。」
「わかりました。」
駐輪場がない。
「前の道路代わりと坂道ですし、車もあるし、自転車は必要ないかと思いまして。」
「ぃえ、けっこう自転車も使いますよ。実際、私も使うし・・・。」
「わかりました。」
「で、予算的にいいの?」
「大丈夫ですよ。」
「ぁ、それじゃよろしく。自転車が入口に放置されているのはみっともないもんね。」
なんだか、もう建てるような気分になっている!?
まぁ、なるべく言うだけは言ってみないとね。

◆ 1LDK案
「単身者、カップル向けの1LDKの案もあります。」
「1LDKですか?」
ほへと建設は、2LDK案しかなかったし、保育園や学校の近くだったから、今までまったく頭になかった間取りであった。
「4戸の3階で12戸です。」
「へぇ~、12戸も入るんだ。」
現在、単身者、カップル向けのマンションが足りない状態なのだそうだ。
「でもねぇ、あそこは立地的にファミリータイプ物件じゃないの?」
「単身者、カップル向けでも十分良い環境ですよ。」
「・・・・、まぁ、良いかもしれないね。」
これも角部屋(妻タイプ)は広くなっている。

駐車場は、妻が2台で他が1台で18台+予備2台で、OK。
「駐輪場は、1LDKでもほしいんじゃない?」
「植栽が、いっぱいほしい。」
 植栽に関しては、こだわっている。事業性がないと言われるかもしれないが、緑や花のあるマンションにしたい、ほへと建設さんは、なかなか話に乗ってくれなかった。みたいなことを、喋りまくったと思う。
「建物前は、雑草が生えるから、採石ではなく舗装してほしい。」
「この辺は、駐車場は夜とても暗くなるから外灯がほしい。」

「そうですね、駐輪場も含め考えてみますね。」

なんだか、言い放題である。


すでに、なんだかんだで、10時近くになっていたと思う。
収支表は、今日は間に合わず、どうしても明日になってしまうのだという。
「何とか、後、1日猶予を頂けませんでしょうか。」
「はい、良いですよ。でも、明日は仕事は休めないから・・・遅くなっても良いですか?」
「それは、かまいません。よろしくお願いします。」
全員に、頭を下げられてしまう。
もうこうなったら、とにかく明日、収支表を見るしかない!と思った。

今日は、10月6日(木)である。
8日(土)には、ほへと支店に行くことになっている。
そして、仮契約書に印を押すかもしれない。
その前に、ABCマンションの収支表を見るべきであろう。
1日で、これだけの資料を作ってくれたのである。
どんな、収支表ができるのか楽しみであった。
連日遅くまで起きていたから、疲れていた・・・・が、明日も、頑張る。

帰宅したのは、11時近くだったと思う。
妻に、資料を広げて、
「とにかく凄いんだよ。こんなに、資料があるんだよ。」
「へぇ~、お父さん好みだね。」
みたいなことを、言われた記憶がある。

明日の7日はマンション事業部ではなく、本社に午後7時半ごろ行くことになった。
そこで、ABC社長にはじめて合う、自分にとっては「運命の日」になるのである。

敷地調査・市場環境調査報告書と決意

2005 - 10/06 [Thu] - 20:00

 資料は全部で4つ、A3用紙がきれいに綴られていた。結構、ページ数が多いものもある。そのうちの、大阪さんが「nori様敷地調査報告書」なるものを、見せてくれる。表紙を含めると11枚にもなる。




 これは、自分の敷地とその周辺環境を調査し、土地有効活用を提案するために、方位・道路・隣地・敷地環境・法的規制・給水・排水・電気などの、賃貸マンション事業計画に欠かせないライフラインなどを調査する見たいなことの資料である。

 ページ中には、昨日であろうか今日であろうか、敷地の周りの写真が印刷されている。道路のマンホールの蓋まである。仮測量をしたのであろう、赤白の棒?も映っている写真もある。

 で、「総論」というページが最後にあって、



 今回、nori様のお土地を調査させて頂いた結果、立地面・法的な面。共に問題ありませんでした。

 国道・・号線、・・街道からアクセスしやすく、教育機関や町役場の近い為、住環境としては申し分ありません。また、形状もきれいで、日当たりも良いお土地の為、賃貸マンション事業に適しています。

 法的な条件面では、非線引き地域である為、当社のABCマンションは問題なく計画できるお土地です。設備等については、北側道路に上下水道本管が埋設されておりますので、問題ありません。上下水道とも本管から敷地内への取り出しが必要になりますので、上水道は加入金を、下水道は負担金をお支払いしていただく必要があります。下水道の取り出し工事につきましては、町が負担いたします。また上水に関しましては3階まで直圧で上げれる水圧がございませんので受水槽が必要になります。敷地の高低差は、ほとんどありませんので造成費はあまりかかりません。

 以上の敷地調査結果より、nori様の資産を責任持って運用し、一生のパートナーをめざします。その為に、ベストなプラン、そして事業計画をご提案できますよう、一生懸命お手伝いさせていただきます。


 ま、それなりの不動産文章だけど、よく調べてまとめてあるのには驚いた。それと、上水道の水圧が2.8kしかないため受水槽が必要と説明してくれた。こ、これは、驚いた。ちゃんと調べる人が調べればこうやってすぐわかるんだよね。1ヶ月間のあいだ受水槽が図面に載らない「ほへと建設」とは、大きな違いである。立地も良いと言っていたが、どう良いのか、こうやって資料にしてくれるとわかりやすいね。


 次になる資料は「市場環境調査報告書」なるものである。これは、A3用紙で20枚ほどにもなる。目次まで付いていて、9項目の事が書かれている。


  1. ご挨拶・会社概要

  2. 賃貸物件動向と現状

  3. 人口・世帯数動態

  4. 周辺利便性調査

  5. 周辺賃貸物件調査

  6. 総論 ・データ分析

  7.     ・まとめ

  8. ABCマンションの特徴

  9. 事業計画の進め方

  10. 施工実績


 こりゃぁ、驚いた。自分の町の人口(年齢別)や世帯数の推移がまとまられている。これは、いろは支店長に、チラリとこの関係の資料を見せてもらったことがある。現状この町は、子供の数が増え人口も増えているのだ。チラリとじゃなくてじっくり見られるね。
 こりゃまた、驚いた。自分の土地を中心の地図があって、500m・1.0K・1.5K圏内の点線円があり、そこには、病院、銀行、教育・行政機関、商業施設などが書かれていた。へぇ~!こりゃあ、ビックリこれなら「周辺利便性」は、すぐわかるよね。

 へぇ~、ほぉ~、驚いた!周辺の賃貸物件調査は構造の種類ごとに何棟あって何世帯あるかまとめてある。その地図のほかに、数ページに渡ってその代表的な物件の写真、間取り、家賃、入居率まで、が調べてある。そして、家賃の平均、構造別入居率、間取り別入居率などグラフにまとめてあって、ABC不動産の見解が書いてある。

 これからバイパス道路および、・・街道が整備され、アクセスが良くなる為、お問い合わせが増えてくる地域です。現在、従来のワンルームの間取りが多く、入居を希望される社会人の方々が満足される間取りではないようです。その為、ゆとりある1LDKの間取りの賃貸住宅が必要とされています。

 従来のワンルームって、あの狭い部屋のアパートのことだよね。・・パレスみたいな?ふと、頭に浮かぶ、最近、キノコみたいにそこら中にできているんだよね。

 これは、20年ぐらい先は、絶対、大改修または建て替え?でリフォームクラスではすまないんじゃないか・・・・・と思う。ま、金があれば、早めに回収して建て替えってのも良いかもしれないけど・・・。

そして、「まとめ」として

 地域の主要道路である・・号線に近く、小学校・保育園・町役場もそばにあり、住環境としてすぐれています。ジャスコ・・店をはじめ、スーパードラッグ・・、飲食店など各種商業施設が建ち並んでいるだけでなく、医療施設も多くある為大変利便性の良い場所です。今後もますます便利になることが予想されます。

 以上の観点から入居のニーズがが確実です。ご所有地周辺の既存の賃貸物件を調査しましたところ、家族向けのタイプ・単身者向けのタイプ、共に非常に入居率が高いことがわかりました。この地域には、現在単身者や新婚夫婦が求めている「ゆとりある間取り」=「1LDK・2LDK」の物件がまったくない状況です。当社では、この周辺にあまりない広いタイプの【ABCマンション 1LDK・2LDK】をお勧めいたします。単身者や新婚さん、またファミリーの方々にも人気のある間取りとなっております。

 総タイル張りの美しさ、鉄筋コンクリート造の防音性・機密性の高さなど、間取りの広さ以外にも入居者が物件を選ぶ条件として重要視する項目をすべてクリアしており、確実に入居を確保できます。

 なんか、いいよね。自分でも、立地的にはいいと思っていたし、いろは支店長をはじめほへと支店長にも言われていたけど、こうやって、資料を付くって見せてもらうと確信を得ることができるよね。ま、自分の性格もあるんだけど・・・・こういう資料をもとに説明してくれるのが大好きだ。

 そして、ABCマンションの宣伝と建築計画のスケジュールで終わる。なんだか、スケジュールもほへと建設と違って、写真が、ちりばめられていて(地鎮祭とか、着工式とか)、様子が良くわかるなぁ。ほへと建設からしてみれば写真は「無駄」なことかもしないが・・・・、自分的には安心するんだよね。

 ここで、自分は賃貸をするとは決断してない、けど、とりあえず、ほへと建設は中止・・・・、とまでは行かないけど・・・明後日、仮契約はやめておこうと決意するのである。(だいぶ文章が変だなぁ・・・・書くのが疲れてきた。)

 大学の授業料?もう、100万、いや500万借金したっていい。土地を売れば一気に返済できるのだから。こうなったら、慌てない、慌てない・・・・。

 「賃貸事業、仕入れは1回きり」なんだから。


さて、次はいよいよ、図面・・・・・。
(って、疲れたなぁ。2005年10月6日だけの日記で何ページかかるんだ・・・・とりあえず、今回は終了。)

長期修繕計画表

2005 - 10/06 [Thu] - 19:00

(2006年 9月9日記す)

 ABCマンション事業部に戻ってきたときは、すでに日が落ちていた。少々疲れ気味であったが、ため息に近いような大きな深呼吸をして心を落ち着かせる。賃貸マンションなんて建てなくても、土地を売れば良いんだから・・・・。

 とにかく、なるべく心落ち着けて冷静になろう。自分に、自己催眠を掛けるように自問自答しながら深呼吸をする。

「どうでしたか、当社のマンションの感想は」
宮上さんが言った。
「ぅ~ん、一言で言うと粗い(あらい)・・・と、思いました。」
一瞬、場がひいてしまった感じがした。
「・・・・どの辺が・・・。」
大阪さんが、一言切り出した。(ように記憶している。)
「そうですね、まず、コンクリの平面の仕上げが波打ってるし、角(かど)はバリが多いし・・・。」
生ツバを飲むように聞いている、続けて言う。
「普通の人は、そこまで見ないかもしれないけど、電気工事屋やっていた頃、いろんな現場に行ってるから、ふと、気になりました。」
「・・・・・そうですか、良く見られていますね・・・・」
このあたり、宮上さんや大阪さんが、現場の方に指摘されたことを良く伝えておくみたいな・・・・なんて、答えていたような(記憶無し)。
「この天井の、柱と壁のすき間なんかが凄く気になっちゃうたちなんだよね。」
なんだか、言い放題である。
「これは、木造の特徴の一つでして・・・。」
「ぁっ、なるほど。」
 この時「建物の木は生きている」みたいなことは、あまり知識としてなかったのである。


「それと、共用通路の階段近くの壁にあった分電盤のボックスは、10年もすればボロボロに錆びちゃうよね。」
「それは大丈夫です、修繕計画に入っていますから。」
「はぁ、修繕計画があるんですか?」
「はい、当社は修繕費用を積み立てて頂いて計画的にメンテナンスをしていくようになっています。」
「それは良いですね。」
ほへと建設では、無かったことだ。
「このように長期修繕計画表があって、例えば屋上防水は10年ごとに修繕して、その時点から保証が聞くようになっているんです。」
と、宮上さんが説明してくれる。

 その、長期修繕計画表には「建築関係」「給排水設備」「電気設備」「その他」という大きな項目があって、さらに細かく1年、4年、10年、15年、20年サイクルで修繕計画が書かれていた。
『ぉお~、これは自分が待ち望んでいたものだ!』
心の中で、ふと思う。

 各戸分電盤修理」が15年おきに計画にある。
ま、通路の分電盤のことじゃないみたいだけど、とりあえず電気も気にしていてくれるわけだ。
「その為に、年間数十万円を積み立てして頂いています。」
「そうですか、ほへとさんは20万ほどでしたが・・・。」
べつに金額が多すぎるというわけではない、逆に多くて結構、自分の場合は安心する。
「こういう計画があると安心します。」
「建物はきちんとメンテナンスしていけば、いつまでも良い状態を保てます。」
「いいですね、自分もそう思います。」

 とりあえず内容は別として、メンテナンスに関しては、とても安堵したのであった。『これだよ、これ、自分にピッタシじゃん。』でも、ほへと建設みたいにほんとにメンテナンスフリーだったら楽なんだけど・・・。(屋上だって、防水シールは使っていないしね。)

 なんか、ABC建設さんって、いいかも・・・・ふと、思う。マンション見学の突っ込み話しが一段落付いて、いよいよ大阪さんが資料を広げて説明始めた。

って、疲れたから別のファイルに書こう。

ABC不動産本店

2005 - 10/06 [Thu] - 18:00

(2006年9月9日記す)


ABC不動産本店 次は、ABC建設と社長が同じである、ABC不動産に行った。ぁっ、ここがそうだったのって感じ。よく通る道沿いにあって、目には入っていたと思う。でも、興味がないとまったく頭に入っていないものだ。

 店内に入ると、いろは支店と同じくカウンターに幾つも椅子が並べられていて、明るい雰囲気。そして、ここにも若い男性と女性が多い。「いらっしゃいませ。」と元気な声が響く。

 2Fの会議室みたいなところへ通される。正面の椅子には、ABCマンション事業部にいた町澤さんがノートPCを前にして座っていた。『ぉ?この時刻を見計らって、先回りしてたのかぁ。』ふと、思う。

 ノートPCのパワーポイントを使って、ABC不動産のプレゼンが始まった。ABC不動産の入居者募集、管理、24時間対応などの説明をする。まっ、いまどき凄く当たり前?いろは不動産でさんざん聞かされてきたし、参考書にも書いてあったし・・・・。その分、管理料を取られる(支払う)んだけどねぇ。ま、サラリーマン大家さんは楽だよね。それにしても、いろは不動産には、このようなプレゼンがなかったから、結構びっくりして、凄いと思った。

 説明の中で大きく異なるのは、敷金ゼロでその代わり一定補修費なるものを約1.5ヶ月分程度、入居者からもらう。その、補修費で退去時に一切の修繕費をまかなう。敷金じゃないから、補修費としてもらってしまうお金。修繕費がかからなければ、その分丸儲け・・・・って、オーナーじゃなくてABC不動産が持ってちゃうんだけど・・・・。1年程度で引越したら、結構、損した気分になっちゃうんじゃないのぉ?

 それって、入居者さんから文句言われないの?だって、敷金だったら、修繕費が少なければ幾らかのお金が戻ってくるわけでしょう?それに、東京裁判でしたっけ、通常に生活して汚れたり傷ついたりしたものは入居者が修繕する義務がないみたいな判決が出たんじゃ?だから、だんだん入居者有利?の敷金交渉になっていく(いる)のでは?

「退出するときは修繕費は必ず出ます、だから、決まった金額を修繕費としてあらかじめ払っておいた方が安心して暮らせるんですよ。」
「はぁ~、そんなもんなんですかねぇ」
実際、このシステムで契約する、入居者が多くいるわけだ。(やっぱし、納得して契約してるんだろなぁ。)
確かに、敷金なんて戻らないものとして考えている人が多いと思う。(自分もそうだし。)
床や壁は、自分だったら絶対汚しちゃうもんね。
「でも、修繕費が足りなかったらどうなるの?」
「不足分は頂きます。」
「そうですか・・・。」
しっかりしているよなぁ、当然と言えば当然だけど・・・・
足りないほどの修繕をするのはよっぽどのこと?(変な入居者?)
この一定補修費は、いまいちよくわからないのであった。

 このABC不動産は、このシステムで全国にFC展開しようとしている。入居者募集にネットを有効活用しましょうみたいな。ネット上の一部屋ごとに、間取り図だけじゃなくて、内部の写真、風景写真が載せられている。これは、手間がかかる・・・・、でも、同じマンションの規格だから画像も使いまわしが出来るんだよね。ま、それでも、面倒には違いないけど。いろは不動産の場合は、やはり全国展開しているFC店に加盟して営業しているが、ネットで見ても室内画像や風景画像は見られない。これは、ABC不動産の方がいいかもしれないね。


 そんなわけで、ABC不動産を後にして、ABCマンション事業部に戻ったのは午後6時をまわっていたと思う。応接室で資料を見るのだが・・・・・、その資料は驚くべきものであった。

ABCマンションを初めて見る

2005 - 10/06 [Thu] - 16:56

過去の記録(2006年8月27日記す)

 その当時は、こころ半分は賃貸マンション建設なんてやめようと思っていた。だから、これから向かうABC建設さんのマンションは、とりあえず見てみよう・・・・みたいな感じであった。そのマンションは入居開始したばかりの物件だという。モデルルームとして1LDKの一室が見られるとのことだ。

  そこは、大通りより少々奥まったところにあった。そのマンションは、丸みを帯びたほへとマンションに比べるとキューブな感じと言えばいいのだろうか。よう するに四角い直線を基調とした建物。バルコニーは、ほへとの場合は全面タイル張りであるが、アルミ枠のガラスがはまっている。パッと見、貧素に見えてしま うのだった。


  そこには、現場監督の山澤さん(仮名)がいて名刺をもらう。部屋に案内してもらった。そこには、女性の社員もいた山澤さんも若いが女性の皆さんも若い。何 か、はつらつとしていて元気で雰囲気が良い。ドアのキーはカードキーである、これからはこれイイね。中にはいる、『狭い・・・・』今まで「ほへとマンショ ン」の2LDKファミリータイプ物件しか見ていなかったので、とても狭く感じる。8.9帖と4.3帖の洋室がある。キッチンはなにか高級感がない。水道の 蛇口一つにおいても何か貧素だ。

 ほへとマンションの壁には、結露防止用の50ミリほどの丸い通気口があった。これは、ABCマンション にはない。もちろん、結露対策の断熱材吹きつけはもちろんしているようだけど、ほへとマンションの先進的?なものではなく、従来の工法のようである。便利 なのは、壁にピクチャーレールなるのものがあってハンガーが掛けられるのがいいね。掛けるところを付けるためにクロスを傷つける心配がないし。もちろんク ローゼットはあるけれど、ひょいと掛けられるのが便利なんだよね。

 ドアやクローゼットの仕上げはそれなりにしっかり作ってあると思っ た。お風呂や洗面所やトイレの感じは、ほへとマンションとどっこいどっこいかなぁ。ただ、浴室乾燥機がないし、お風呂の追い炊き機能もない。ファミリータ イプじゃないから良いと言えば良いんだけどね・・・・。

  バルコニーに出てみる。ガラスを使ってあるのは、部屋が明るくなるからだという。なるほど、それは良いかもしれない。一番の特徴はバルコニーの上部(天 板?)の部分がタイル内に雨水が侵入しないように、傘というかヒサシ見たいな部分を付けている(作ってある)というのだ。なるほど、これは手間がかかる ね、型枠大工さんの腕の見せ所だね。

 しかし、っ!どうしても、気になるところがある。コンクリートの天板部分(一番上の面)やタイルの 張ってない吹きつけ塗装をしてある部分が横からすかしてみると・・・平らじゃないんだよね。なぜ?左官屋さんが薄くモルタルをぬって仕上げないのかな?角 も手でなぞると怪我しそうなバリがある。綺麗に削ってほしいよね。この辺は、共用通路部分も同じ感じであった。仕上げが粗い・・・・これが第一印象。

 以前、電気工事屋をしていたので壁に穴を開けたり、削ったり、して器具やスイッチやコンセントを付けたものだ。そのたびに、仕上がっている壁など傷つけ たりすると、左官屋さん、ペンキやさん、クロスやさん、のまね?みたいな(悪く言えばごまかして)直した経験が多々ある。もちろんその職人さんの腕に合わ せて・・・・。だから、素人よりうるさいよね・・・・・きっと。

 全体的に貧素な建物に見えてしょうがなかった。しかし、今では違う。な ぜかって?この先、マンション見学などうちの家族全員を巻き込んで行くことになる。その中で妻の言った一言で、ABCマンションへの見方が180度変わっ てしまったといっても良い。その一言とは「暖かい」である。このことの詳細は次の機会に記すことにしよう。(疲れた)
 
  ここの見学会 を終え、次に向かったのがABC不動産でABCマンションの賃貸管理をしているところである。このほかに、県内の木を使って作った住宅を見たり、ABC建 設さんの建てた建物を見たりした。意外にいろいろ建てているのね。へぇ~、こうやって聞いたり見てみたりしないとまったく知らないでいることばかりであ る。地元で結構頑張っているんだ・・・・と、ふと思う。

ABC建設マンション事業部

2005 - 10/06 [Thu] - 14:27

後半年休を取って、帰宅する。意外と車の流れが悪く時間がかかる。どうしても、14時には付けない。途中のセブンイレブンでパンを買い口に入れる前に、20分ほど遅れると大阪さんに電話を入れる。待つ身は辛いからね。

 ABC建設は、マンション事業部があって本社とは別のところにある。ここには、住宅事業部も一緒の建物に入っている。建物は木造で周りには大きな唐松が何本も茂っている。この周りは、広々とした牧草地?や畑地帯ですぐ西にはアルプスがそびえ、東側にもアルプスの峰峰が見える。なんとも、不思議?なところに建っている。たまに通る農道から見えるので、「ぁ~、これがそうだったのか。」という感じである。

 この年は猛暑の年で、10月に入っても暑かった。唐松の日影に車を止めた。大きな木製の玄関から姿を現したのは大阪さんである。こんにちは。広い玄関でスリッパに履き替える。床はフローリングだ。へぇ~、ほへと建設の大理石の建物と180度?違う感じがした。

玄関からドア一枚奥に入り、右手を見ると、事務所?いや設計室?とにかく広いところに机、パソコン、が並んでいる。
「nori様、おこしで~す。」(だったかな)
と、大阪さんが声をかける。
「いらっしゃいませ。」
そこに座っていた、全員が一斉に立ち上がり挨拶をしてくれた。
「こ、こんにちは。」
いきなりなので、びっくりし、さらに恐縮する。
それと、女性が多い。(これも少々驚き)
それも、若い。

 左手に行くとショウルームみたいな、展示室みたいな、その手前の左側に応接室があった。そこに、案内されてリッチな椅子に座った。木の香りが漂い、窓からは唐松林見え、その間からキラキラと日が差している。落ち着く感じ。ほへと建設は、前面壁ガラスの外に塀に囲まれた造形的な庭園があって、竹や岩や砂が綺麗に芸術的に?並んでいる。(ようするに日本庭園みたいな)かたや、自然のまま?まったく対照的な建物なである。

 そこで名刺をもらったのが、大阪さんの上司?資産運用部なる宮上さん(仮名)、それから企画営業部なるところの町澤さん(仮名)である。宮上さんは40前後?物腰の柔らかそうな人、町澤さんは、わりと若い女性である名刺を見ると統括課長の肩書きがある。へぇ~、目がぱっちりして、綺麗な人、笑顔もいいね。ふと思う。

 これから、外に出て実際のABCマンションを見せてくれるとのこと。(確か、資料がまだできあがっていないので、それまでの時間を利用して見学に行くという段取りだったような記憶)時間はたっぷりあるから、どこへでもどうぞ。新築物件のモデルルームがあるという、見学会は好きだから全然苦にならない。

 そして、ABCマンションを見に行くのである。そこには「ほへとマンション」とは、まったく異質に感じるものが存在していた。

ABC建設営業マンさんと出会う

2005 - 10/04 [Tue] - 19:47

少々鬱気味になりながら、一杯飲んで寝ようと思っていた。
ピ~ンポ~ン
玄関のチャイムが鳴った。
7時ごろであっただろうか、あたりは暗くなっていた。

玄関には、ネクタイスーツ姿の若い青年が立っていた。
「こんばんは、遅くに失礼します。ABC建設の大阪と申します。」
「ぁ、ぁ~、ABC建設さんですか。」
「資料を見て頂けるというので直接持ってまいりました。」
「ぇえ~、そうです、そうです・・・今日はもう見られないかと思っていました。」
「遅くなって申し訳ありません、直接お渡しした方がよいと思いまして。」
「そりゃぁ、わざわざありがとう。」
と、まぁこんなやり取りで始まったと思う。
これが、ABC建設の営業マン、大阪(仮名)さんとの最初の出会いである。
第一印象は「若い!」
もっと、海千山千のおじさん営業マンを想像していたのだが・・・・。
次は「笑顔がさわやか」ってところ。

「ほへと建設さんの資料は見せて頂けますか?」
おかしなことを言うのね・・・ふと思う。
「それはできないです、ABC建設さん独自の資料を作って頂けませんか?」
「ほへと建設さんがお隣にいますけど・・・よろしいですか?」
じつは、ほへと建設も住宅を手がけていて、ちょうどマンション建設予定地の隣に「ほへと住宅」を作っていたのである。毎日、ほへと建設の代人さんが来ているのだ。ま、部署が違うだろうからいいかもしれないが少々ドキドキしちゃうよね。

「ほへとさんとは、契約したわけじゃないですし、私の土地ですから堂々と測量なり調査なりしてもらってかまわないですよ。」
「分かりました。」
「もし何か聞かれたら、マンション建設のうわさを聞いてABC建設さんから話しに来たと言うことにしてくれませんか。」
「はい、いいですよ。」
後日、大阪さんにはお詫びを言ったけれど、なんとも、虫のいい話しをしたもんである。
自分の度胸のなさを実感する。

「8日(土)は、ほへと建設さんと仮契約をするかもしれない。明日、1日でできますか?」
「はい、できます。」
(たぶん、この日のうちに大方の調査は完了しているのだろう。)
「じゃぁ、明後日の6日(木)の午後休みをもらいますのでABC建設さんへ伺ってもいいですか?」
「お待ちしています。」


その夜、資料をくまなく読んだ。
印象は、マンション自体は「ほへと建設」に比べると高級感はない。
悪く言うと「安っぽい」のである。
ただ、社員が若くはつらつしている、新鮮なエネルギー?を感じる。
2代目の社長も若いが、社長独特の威厳みたいな雰囲気は持っている。
社名はカタカナに変えて新しいマンション賃貸事業、住宅事業に乗り出したばかりのようである。
縦の規律が厳しい「ほへと建設」とはまったく違う、社長と社員が一体となっている感じがする。
ま、それが良いか悪いかは別の問題だが・・・・。
建築は従来のRC工法を行っているようだ、これといった革新的技術はないようだ。
規模からすれば「ほへと建設」の方が格段に大きい。

ま、だいたいの図面と収支表ぐらいはできるだろう。
駄目で元々だから、見るだけ見てみよう。

鬱状態も和らいで、あさってが、楽しみになってきていた。

ほんとのため息

2005 - 10/04 [Tue] - 18:30

翌日、ABS建設マンション事業部へ勤務先から電話を入れる。確か、女性が応対してくれたと思う。昨夜メールをしたけども、訳あって資料だけでも早く見たいので郵便受けに入れておいてくれないか。みたいなことを言ったと思う、とにかく見たくてしょうがなかった。

 道草もせず、早めに帰宅した。段ボールとカレンダーの写真で作った、妻のお手製の郵便受けには何も入っていなかった。帰宅していた妻に、資料が入っていなかったかと尋ねたが、なにもなかったとの返事・・・・。だめか、駄目だったか。約束を守れないようなら、駄目だろう。がっかりした、残念だった。

「すっ、はぁ~~。」大きなため息が出た。
もうやめよう。
こんなこと考えて生きるのはやめよう。
土地を売って楽になろう。


「すっ、はぁ~~~~~~。」

この時は、気が付かなかったが、これがほんとのため息というものだった。
このため息を、この先、知らず知らずに幾度となくつくことになる。

→ このあと約30分後の日記

ABC建設さんとの出会い

2005 - 10/03 [Mon] - 22:21

「アパート・マンション経営のコツ」のHP管理人さんとメールのやり取りをして、この賃貸経営の件を相談していた。その中で、ほかの建設会社さんも検討してみた方がよいのでは!と、アドバイスをもらっていた。

 この地元で、RCマンションを造っているのは「ほへと建設」しかないと思っていた。鉄骨や木造タイプは、建てる気がしなかった。だから、調べもしなかった。それと、もう疲れていた、ノイローゼ気味だ。賃貸マンション経営なんて、やめようと思い始めていた。

 仮契約の最終期限10月8日(土)は、もうすぐに迫っていた。今夜は3日の(月)である。賃貸マンション経営をやめようと思いつつ、うまくいきそうな美味しい話しでもある。土地を売ってしまえばそれきりだ。ふと、RCマンションをネットで検索してみる。いつものように、いろいろな工法のRCマンションが出てくる。その中の、とあるHPのリンク先で地元の建築会社のHPを見つけたのである。

 ぉ、地元で「ほへと建設」以外にRCマンションやっているところがあるんだ。へぇ~、なにやら自然がいっぱいの素敵なHPだね。RC賃貸マンションだけでなくて木組みの住宅にも力を入れている。これが「ABC建設」さんとの最初の出会いとなったのである。もう夜の10時を過ぎていた。

 お問い合わせホームがあったので、資料請求することにした。それにしても、4、5、6、7日の4日間しかない。なるべく早く資料が欲しいと付け加えた。ディスプレイ上ではなく、実際の資料を一刻も早く見たかった。このメールだけでは不安である、あした電話をしてみよう。

ところで・・・、この図面には受水槽がないよね。

2005 - 10/03 [Mon] - 10:47

この近辺は上水の水圧が低いから3階までは水が上がらないはず。
ポンプがいるはずだ。
事実近、くの3階建てマンションには受水槽とポンプ設備がある。
このことは、以前いろは支店長とも話しをしたことがある。

ところで・・・、この図面には受水槽がないよね。
なぜ、今まで気が付かなかったのか!
不思議・・・・。
それにしても、設計段階でも気が付かないのか?
バルクと自転車置場の隣あたり・・・・
って、設置場所がないような気がするのだが・・・。

仮契約書の件も含めこのこともいろは支店長に一応伝えた。
うんざりしてきた。


でも、ほへとマンション自体は好きなんだよなぁ。

俺がおかしいの?

2005 - 10/02 [Sun] - 21:07

過去の記録-2005年10月-2 (2006年8月11日記す)

ほへと建設の工事請負契約書を読んで驚いた。
おかしいんじゃない!
仮契約書のはずでしょう?
それが、なにこれ?
これって、本契約の契約書じゃないの?

以下、質問ファイルにしていろは支店長に渡したもの。


8)最後に「工事請負契約書」について調べてみました。
-----------------------------------------------------------------------------------------
・収入印紙を貼付したか、消印したかというのはあくまでも税法上の問題に過ぎません。そもそも契約は、当事者双方の意志の合致さえあれば成立します。
・契約は、双方の合意があれば、それだけで有効に成立します。「売りましょう」「買いましょう」という合意さえあればただちに売買契約は成立します。したがって、契約というものは、双方が文書の取り交わしをしていないから、また、契約書に調印していないから契約は成立していないという考え方は大きな間違いであることになります。しかし、例外として法律が契約書を作るように特別の規程をおき、契約の書面化を要請しているものもあります。例)のうちの賃貸借契約、建築工事請負契約、事業用定期借地権設定契約等
----------------------------------------------------------------------------------------------

 今回の仮契約?(ほへと建設さんの社内上の手続き)として理解していますが、赤字の部分を考慮して工事請負契約書を読むと、気になる点があります。最初のページに、「の施工について、次の条項と工事請負契約款、設計図、仕様書にもとづいて工事請負契約を締結する。」と、あります。

 工事請負契約款は以降のページを見ればよいとして、(多々、質問がありますが今回は書きません。)私は「設計図」「仕様書」は、まだ見ていませんよね。設計、仕様書はこの先のことになると思いますが・・・ただ、上記の赤色の文章から仮とはいえ(収入印紙がなくても)わたしは、設計図、仕様書を見ないうちに契約を締結してしまったと言われても否定できなくなるのではないでしょうか?



妻に相談してみる。
「ぅ~ん、わかんないよ」
「そうだなぁ、分かるわけないわなぁ」
「でも、これがなくちゃ先に進まないんでしょ」
「そういうことんなんだけどな・・・・でも、なんか嫌~な気がしない?」
「・・・・聞いてみれば」
「社内的だけなら、一文を加えてもらうとかな・・・・」
「・・・・・・・。」

なんで?
みんなこんな契約書に印鑑を押すわけ?
自分がおかしいの?
?????????????????????なのである。

さて、
この回答をもらうまでに、我が人生は新たに急展開するのである。363

建物は凄く気に入っているんだけど・・・。

2005 - 10/01 [Sat] - 20:45

過去の記録-2005年10月-1 (2006年8月11日記す)

もう、時間がない。
ほへと建設の、賃貸マンション建設に踏み切れないところを整理してみる。

 ・スタッドレスタイヤをしまうのに絶対必要、倉庫がない。
  場所的に無理がある、さらに予算が多くなると言う。
 ・坪単価31万円?がどうしても出てこない。
  坪単価はいろいろな計算方法があるみたいだけど、なんだかごまかされているような気がする。
  だって、分かりやすく説明してくれない。(だんだん聞くのが面倒になる。)
 ・築後のメンテナンス計画がない。
   アルミやステンレスを多用しているのでメンテナンスフリーだという。
  だが、20年先、30年先はどうなる。
  白華現象はどうなる。(ほんとに、洗っていればいいの?)
 ・緑が少ない。
  植栽はあった方がいいよね。
  しかし、事業性からなくても見て入居率が確保できればOK。
  という基本理念みたいなのがほへと建設にはある。と、思う。
  自ら、オーナーには勧めない。
 ・今度は手強い
  ということを冗談まじりにほへと支店長が言ったことがある。
  冷静に考えると、素人をその気にさせるのは簡単だ!?
  どうしても、契約さえしてしまえばこっちのものという感じがする。


 ・結局、儲け主義だけなのか。
 ・こんな世界に入り込むべきではないのか。

建物的には凄く気に入っているんだけどなぁ。
(白華現象を抜かしてだけど。)

さて、契約書を読むことにしよう。

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